2015年9月17日、東京ゲームショウ2015のGREEブースでは「Wright Flyer Studios」のプロデューサーらがステージに上り、スマートフォンゲーム10タイトルを紹介。ここでは、そのなかから6本の新作タイトルに関して取り上げたい。
▲GREEブース
■『ホニャららMAGIC♪』
福田聡プロデューサーが担当する新作ゲーム。会場にPVが流れ、美少女たちがきらびやかな衣装に変身して戦う姿が印象的だった。まだ詳細は明かされていないが、「19日のTGS2015会場には参加声優さんが4名来ます」と、福田プロデューサーからの告知があった。
▲ブースには黒板をイメージしたパネルがあり、少女たちが学生であることがわかる。
▲学園祭風のブースでは輪投げも楽しめる。
公式サイト http://raramagi.wrightflyer.net/pc/
■『武器よさらば』
プロデューサーの西川具亨氏は登壇すると「ぼくは常々思っていました。『萌えは、もうええ』と」と言い、会場の注目を集めた。氏は女性キャラクター重視のゲームではなく、心から燃えるような熱いゲームを作りたいと思っているそうだ。
『武器よさらば』は敵の大群をなぎ払う豪快3Dアクション。「燃えろ」という西川氏の言葉どおり、PVは骨太で男らしい雰囲気。意味深長なタイトルや「いつか武器を捨てるために」というキャッチコピーから、文学性あるストーリーが予想される。
詳細はまだ不明だが、今後明らかにされていく。
▲この発言には『ホニャららMAGIC♪』プロデューサーの福田氏も微笑。
▲硬派で壮大な物語。
▲群れをなして戦う人々。
■『ガーディアンクラッシュ』
本作は簡単な操作で派手なバトルが楽しめるRPG。一方で、退くか攻めるか、どちらの敵を先に倒すかなど、プレイヤーが慎重に判断することも重要だと言う。大桑哲也プロデューサーは「戦略性があり、一手の判断ミスが命取りになる」と強調。 ゲーム慣れした人でも手応えを感じられそうだ。
配信日等は未定。
▲キャラクターはかわいいが派手な演出や巨大な敵は迫力がある。
■KMS Project(仮)
KMS Project(仮) のシナリオは「クロノ・トリガー」などで有名な加藤正人氏 が担当。
プロデューサーの高大輔氏は元気よく登場し「スマートフォンゲームだとは思えないほどすごいものにします。シナリオもレジェンドのような人が担当です」と宣言。声優には園崎未恵氏が参加。
詳細記事はこちら≫http://otakuindustry.biz/archives/2230&cid=25。
▲プロデューサーの高大輔氏
■『追憶の青』
本作は直感的な操作が爽快な横スクロールアクションRPG。イメージイラストレーションは天野喜孝氏、サウンドはベイシスケイプの岩田匡治氏、シナリオはRomanceworkの田中豪氏と松元弘毅氏が担当。
プロデューサーの菅隆一氏は「伝説的なたちで作っています」と意気込んだ。
▲生き生きとしたボイス入りキャラクターたち
▲『ファイナルファンタジー』シリーズで有名な天野喜孝氏が、印象的なイメージイラストを描く。
▲TGSでは試遊もできる。操作に対するキャラクターの反応が早く、動きも派手で気持ちいい。指一本でジャンプやステップ、必殺技もできるので、片手がふさがる電車などでもプレイしやすそうだ。
公式サイト http://blue.wrightflyer.net/
■『ソウルアームズ』
ソウルアームズはマルチプレイ共闘に力を入れるアクションRPG。チャットでわいわいと会話をすることもできる。特徴的なのは、戦闘の途中でいつでも乱入が可能ということ。「このメンバーでは勝てない!」と思った時は別の友人にヘルプを求めることもできる。
▲共闘システムに力を入れている。
▲様々なステージを冒険
400種類以上ある装備によって見た目も変わる。
プロデューサーの石井健太郎氏は「コアなゲームファンの方にも期待してほしい」と力強い言葉をくれた。