とにかく説明書が嫌いなんです。
もうね、ゲームの説明書も家電の説明書もビタイチ読みたくない。それどころか冷凍食品の裏面すら読みたくないですから。それで結局2割くらい凍ったままのチャーハン食べたりしますからね。そんな僕ですから、当然ゲームの説明も一切読まないわけですよ。チュートリアルもスキップしまくるわけですよ。
当然『ウチ姫』でも僕の説明書嫌いは遺憾なく発揮されてまして。今でこそこうやって『ウチ姫』のプレイ日記なんてものを書かせて頂いてるわけなんですが、比較的最近までは結構な数の機能に対して一切理解をしていなかったんですよね。
今回はそんなノー説明プレイスタイルで遊んでいた僕がもっとも理解するのに時間がかかった要素である「アビリティ」を徹底的に解説していきたいと思います。
◆What is アビリティ?
アビリティとは姫さまたちに付与できる特殊能力です。2週間ほど前の記事で「ガード機能」を解説しましたが、感覚的にはアレに近いですね。
姫魔法のように要所で使用するものではなく、特定のタイミングで誘発したり常時効果が発動しているような、いわゆる「パッシブスキル」というものです。
▲「HP50アップ」や「最初に攻撃した敵へのダメージ上昇」、「タイプ強化」などさまざまなアビリティがあります。
アビリティがガード機能と異なるのは複数のアビリティを付与できること。運営側が所持する姫を決めるガード機能と違って、アビリティはプレイヤーが好きな姫に好きなアビリティを最大4つまで付与できます。
RPGゲームでは剣や盾などの装備品を装備しますが、『ウチ姫』では姫さまたちが装備するのは武具ではなくアビリティなのです。
◆アビリティって付けたほうがいいの?
Exactly(そのとおりでございます).
アビリティをまったく付与していない姫さまと最大限までアビリティが付与された姫さまとではプリウスとF1カーくらいの違いがあります。例として下の画像をご覧ください。
▲闇属性の姫、ミクス・ケイクスとオンディーヌ。
どちらも愛情度とレベルがMAXの姫ですが、アビリティがひとつしか付与されていないミクス・ケイクスよりもアビリティが4つ付与されたオンディーヌの方がHP、攻撃力ともに上回っているのがわかるでしょう。
姫が異なるのでまったく同じステータスにならないのは当然ですが、オンディーヌのほうがステータスが高いのはひとえにアビリティのおかげです。
◆アビリティ付けらんないんですけど??
わかります。ええ、大いにわかりますとも。ここまで説明してきたアビリティですが、実際にいざ付与しようとすると数多くの壁が立ちはだかってきます。
まず上で「最大4つまで付与可能」と説明しましたが、初期状態ではスロットが3つ封印されており、ひとつしかアビリティを持つことができません。
▲ガチャから排出されたての姫さま。アビリティスロットには鍵がかかっている。
このアビリティスロットを開放するためには「愛情度をMAXにする」、「才開姫シエルを強化合成素材にする」というふたつの方法が存在します。が、前者の「愛情度MAX」が容易くないのは言わずもがな、「才開姫シエル」も不定期に開催される救出イベントで、しかドロップできないため、スロットを開放するのは簡単なことではありません。
▲才開姫 シエル。実は結構貴重です。
そうなると「じゃあ残りのひとつのスロットに付与すればいいじゃん?」と当然の解決方法が導き出されると思われます。しかしイベント報酬や地獄クエストなどでドロップする場合を除いて、HR以上のほぼすべての姫さまには初期状態でアビリティがひとつ付与されているという悲しい現実が待ち受けています。
つまり、ほぼすべての姫さまは初期状態ではアビリティを付与するためのスロットに空きがないというわけなんですよね。
じゃあ一体どうすればいいのか。その解決方法は──次々回の後編で解説します!
< 「ウチ姫プレイ日記」記事一覧 >