◆最近のIngressの動き
★Ingress公式ノベライズが発売
自身が高レベルエージェントである土屋つかささんと渡辺浩弐さんの共著として『Ingress』ノベライズが発売になります。オリジナルストーリーらしく、以前紹介した『イングレス ザ・ナイアンティック・プロジェクト』とは異なる話が展開されます。土屋つかささん自身が『放課後の魔術師』などを執筆したライトノベル作家ですので、期待していいでしょう。
★上野公園で期間限定緊急ミッション開催。XMアノマリー浜松の情報はEnlightenedへ!
2月13日(日)、Google+のIngress公式アカウントで上野公園における緊急ミッションの開催が告知されました。
同じく、Nianticの川島さんからも告知されました。
東京で、本日昼ころ、ある重要な情報に関わる緊急ミッションが発生するという情報が、Ingress Investigate で公開されました。詳しくは、https://t.co/w7C4t3oI2d #ingress
— 川島 優志 masa kawashima (@mask303) 2016, 2月 14
これを受けて、私も含めて多数のエージェントが上野公園へ集まりました。
▲当日午前の上野公園は雨がぱらついていましたが、正午近くになると晴れ間が広まっていました。
▲告知されていた場所は小松宮彰仁親王騎馬像。12時前には多数のエージェントの姿が。
▲写真には写っていませんが像の下にも多数のエージェントがいます。
そして12時ちょうどに限定ミッションが現れました。
▲ミッションスタート時の画面。こちらにもあるとおり、オブシディアンに関する重要な情報が手に入るということで、エージェントは色めき立ちます。
ミッションは、小松宮彰仁親王騎馬像からスタートして国立博物館へ向かい、グルっと回って戻って上野大仏までの8つのポータルを巡るというもの。
対象ポータルを回ると、通常ミッションとは違い、問題が画像で現れました。問題が出題されると、民族大移動の如く、エージェントが上野公園を闊歩し始めます……。
▲最初のポータルの問題。スタートからゴールまでの数字を順に回答する問題でした。
▲民族大移動の様子。みなさん、スマートフォンを見ていますね。
パズルを解くため、現地だけでなく全国各地の応援も得ながら進めていると……開始から30分ほど過ぎたころ「Enlightenedが先に終わった」との情報が。最後のポータルである上野大仏前に着くとたくさんのエージェントがいます。
▲大仏前の様子。両陣営とも労をねぎらい交流を深めていました。
▲最後の問題。ここまでに解いたパズルに記されていた数字+写真の女性の名前”klue”が回答でした。
最初に答えたEnlightenedエージェントにのみメディアが渡されましたが、そこにはXMアノマリー浜松に関しての重要な情報があった模様です。
★XMアノマリー浜松はクラスター戦とフラッシュシャードの同時開催!
いよいよ目前となったXMアノマリー浜松のルールが発表になりました。
※公式告知(日本語)
今回の浜松でのルールは、初となるクラスター戦とフラッシュシャード戦の同時開催となりました。また過去のクラスター戦と大きくルールが変わったところもあるので、抜粋して解説します。
・クラスター戦
今回の一番の変更点として、前回のアバドンでは巨大CFで囲っていれば相手陣営が得た得点の35%が得点として加算されました。しかし今回は巨大CFで囲っても点数になりません。
だからといって巨大CFを囲う意味がないかというとそうではありません。巨大CFを作ることで相手陣営にリンクやCFを作らせない=点数を稼がせない。これは今までと変わりません。ただし、フラッシュシャードの同時開催により、これも自由にはいかなくなりました。
・フラッシュシャード戦
フラッシュシャード戦は、シャードと呼ばれる物体をゴールまでリンクを使って導いていくというルールです。過去に日本で開催されたことはなく、ボストンやロンドンなどで開催されました。
浜松ではスタート時にクラスター戦の範囲から3km以内のエリアの何処かにシャードが発生し、クラスター戦の範囲の1km以内のエリアにゴールとなるポータルが各陣営4つずつ指定されます。シャードは20分ごとにリンクを利用して5分間移動します。このシャードを、ゴールに向かって導くことになります。
このルール、いわゆるアーティファクト、と呼ばれるものとだいたい同じなのですが、大きな違いは開催エリアと開催期間です。アーティファクトは広大なエリアで、長期間にわたって開催されるものですが、フラッシュシャードの場合は数時間のうちに徒歩で行ける範囲で開催され、フラッシュシャード担当はほぼ連続で戦い続けなければいけません。
フラッシュシャード戦で大事なのはゴールへのリンクを構築することです。しかしクラスター戦と同時開催のため、巨大CFで囲われてしまう可能性があります。
ただしルールにもあるように、CFによって2回以上シャードが移動できないタイミングが発生した場合、強制的にそのCFが排除されます。シャードのパワーによってCFが維持できない(という設定)のです。
この点から、上述した、クラスター戦で巨大CFを作って相手陣営を長時間にわたって妨害することができないことが推測されます。XMPバースターをドンパチ撃ち合い、ポータルを取り合ってほしいのでしょう。
色々な意味で社会実験的なイベントになりそうなXMアノマリー浜松は2月27日(土)開催です。私は残念ながら現地には行けませんので、みなさんの様子をスキャナーから眺めようと思います。