gumi、平成30年4月期第1四半期決算を発表。営業利益は前年同期比13.7%減の2億1800万円。

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スマホ向けゲームの既存タイトルが好調に推移し売上に貢献。VR/ARではスタートアップ企業に対し支援やグローバル投資を実施。

株式会社gumi(以下、gumi)は、平成30年4月期第1四半期決算を9月11日(月)に発表。売上高は70億2300万円(前年同期比31.7%増)、営業利益は2億1800万円(同13.7%減)、経常利益は2億500万円(同16.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は9500万円(同187.8%増)となった。

gumi平成30年4月期第1四半期決算

経営成績に関する説明

モバイルオンラインゲーム事業
平成26年10月に配信した株式会社Fuji&gumi Gamesと共同開発ゲーム『ファントム オブ キル(日本語版)』をはじめ、平成28年1月配信の『誰ガ為のアルケミスト』、同年4月にリリースしたオリジナルタイトル『クリスタル オブ リユニオン(日本語版)』、同年6月にリリースした株式会社スクウェア・エニックスとの共同開発ゲーム『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS (海外言語版)』などといった、既存タイトルが好調に推移し売上増加に寄与。

gumi決算資料

平成29年7月には、新規タイトルとして『スマッシュ&マジック』と『カクテル王子(プリンス)』をリリース。

しかし、子会社である株式会社エイリムが平成25年7月に配信を開始した『ブレイブ フロンティア(日本語版)』と、gumiが同年11月に配信した『ブレイブ フロンティア(海外言語版)』の売上が配信開始後の期間経過に伴い減少。さらに、『誰ガ為のアルケミスト』のTVCMの放映と、新規タイトルのリリースに伴う広告宣伝費が増加したことなどにより、販売費及び一般管理費が増加した。

以上の結果、モバイルオンラインゲーム事業の売上高は70億2386万円(前年同期比31.7%増)、営業利益は2億7824万円(同9.9%増)となった。

VR/AR事業
将来、市場の急拡大が見込まれるVR/AR市場において早期に優位なポジションを築くことが重要な課題であると考えており、市場の状況に合わせて投資を行っていく方針。市場の黎明期においては、国内外にて主にファンド出資を通じたVR/AR関連企業の成長支援を実施し、成長期においてはコンテンツの開発を主体的に取り組み、VR/AR事業の収益化を目指していくとのこと。

gumi決算資料VR

Tokyo VR Startups株式会社やNordic VR Startups Oyなど、インキュベーションプログラムを通じ、世界を代表する企業の育成と輩出を目指して、国内外のVR/AR市場におけるスタートアップ企業に対しさまざまな支援を提供。

gumiグループがジェネラル・パートナーとして参画しているVenture Reality Fundを通じたグローバル投資を行い、有力な技術・コンテンツ・人材を保有する企業との戦略的な連携を図ってきた。

以上の結果、VR/AR事業の営業損失は5972万円となった。

連結業績予想に関しては、モバイルオンラインゲーム市場及びVR/AR市場を取り巻く環境の変化が激しく、グループの業績も短期的に大きく変動する可能性があることなどから、第2四半期の連結業績予想のみを開示。

業績予想

関連サイト

株式会社gumi公式サイト
株式会社gumi IR情報サイト
株式会社gumi平成30年4月期第1四半期決算ページ
株式会社gumi 2018年4月期 第1四半期決算説明会資料

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