人工衛星で観測された降水データを利用したVRコンテンツを開発。両社はVR/AR市場の拡大に貢献すると発表。
グリー株式会社 (以下、グリー)と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は、仮想現実および拡張現実(以下、VR/AR)分野において、人工衛星データの新たな利用を開拓するため、コンテンツの共同制作などを目的とした連携協力に関する覚書を締結したと発表。
第1弾コンテンツとして、『世界一の雨降り体験VR』を開発。これは、日本とアメリカを中心とした国際協力によって進められている全球降水観測計画「GPM」(以下、「GPM」)の軸である人工衛星による、「GPM」主衛星で観測された降水データを、VRによる架空の街で体験できるコンテンツだ。
このコンテンツは、2017年9月30日(土)に茨城県の「筑波宇宙センター特別公開」と、2017年10月11日(水)から13日(金)まで開催される「Japan VR Summit 3」での展示が予定されている。
また、JAXAが保有する人工衛星データのVR/AR分野での利用拡大だけでなく、市場拡大や開発者の育成を目的としたハッカソンの開催も検討しているとのこと。
今後もグリーとJAXAは、JAXAが保有する人工衛星データの活用を中心に連携。VR/ARの市場拡大に貢献していくと発表した。
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