業界内の認知度向上や既存顧客からの売り上げ増加で収益基盤が拡大。業績の好調を受けて連結業績予想数値の上方修正も発表。
株式会社SHIFT(以下、SHIFT)は、2018年8月期第1四半期決算を2018年1月12日(金)に発表。当期売上高は26億5700万円(前年同期比94.9%増)、営業利益2億3200万円(同903.2%増)、経常利益2億6400万円(同605.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億6300万円となった。
経営成績に関する説明
SHIFTグループでは、当連結会計年度を成長戦略「SHIFT’300 -シフトスリーハンドレッド-」の一年目として位置づけ、品質保証業に向けたサービスの強化と新しい価値の創造、業界No.1のポジショニングのためのアカウント強化、人材の強化・育成を重点課題として取り組んできた。
その結果、当第1四半期連結累計期間において、前第1四半期連結会計期間末にSHIFTグループとなったバリストライドグループ株式会社の業績を3カ月間にわたって連結業績に取り込み、前連結会計年度から積極的に実施した人材に対する投資の結果が現れ、売上高26億5764万円(前年同期比94.9%増)、営業利益2億3289万円(同903.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億6341万円(同1703.4%増)となった。
セグメント毎の業績は、以下。
エンタープライズ市場
金融業、流通業、製造業、通信業、ウェブサービス業など社会基盤を支える企業における業務システムや情報システムにおいて、ソフトウェアの品質保証に関するサービス全般を提供。
当第1四半期連結累計期間は、前連結会計年度より特にIT投資規模が大きい金融・流通各分野を注力業界として定め取り組んだ結果、長期的な関係構築を視野に入れたプロジェクトへの参画が進み、新規顧客からの売上高が徐々に増加。
上記の結果、売上高は23億1400万円(前年同期比118.4%増)、営業利益は5億1079万円(同128.3%増)となった。
エンターテインメント市場
モバイルゲーム、ソーシャルゲーム、コンシューマゲーム等を消費者に向けて提供する方に向け、品質管理工程やデバック業務のアウトソーシング、カスタマーサポート業務のアウトソーシングにより、ビジネスの付加価値を向上させるサービスを提供。
当第1四半期連結累計期間では、競合との差別化を図ることによる業界内認知度の向上、既存顧客からの売上高増加により、収益基盤を拡大。
上記の結果、売上高は3億4363万円(前年同期比12.9%増)、営業利益は9878万円(同13.9%増)となった。
また、2018年8月期第2四半期累計期間および通期業績予想の上方修正を発表。予想を上回って業績が好調に推移し、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が、当初の見込みを上回る見通しになったとのこと。
関連サイト
株式会社SHIFT公式サイト
2018年8月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2018年8月期第1四半期決算説明会資料
業績予想の修正に関するお知らせ