仮処分命令により「レイアウトエディタ」などの削除を実施。『クラロワ』に関しても同様の申し立て。
Supercell(以下、スーパーセル)は、スマートフォン・タブレット向け戦略ゲーム『クラッシュ・オブ・クラン(以下、クラクラ)』にて、グリー株式会社(以下、グリー)よりアプリの機能に関する特許権侵害の仮処分命令の申し立てを受け、現在係争中であることを同ゲームの公式Twitterにて2018年1月23日(火)に発表し、一部の機能の削除する。
スーパーセルは、フィンランドに本社を置き、サンフランシスコや東京、上海などに支社を置く企業。『クラクラ』のほかに、『クラッシュ・ロワイヤル(以下、クラロワ)』『Hay Day』『Boom Beach』などのゲームをリリースしている。
特許権侵害の仮処分命令申し立ては2017年5月18日、5月25日、7月13日、7月27日に提起。係争中に伴い、本件が解決するまで「レイアウトエディタ」といった特定の機能をアプリから削除することを決定した。
また『クラロワ』でも、実装されている機能に関してグリーから特許権侵害の仮処分命令申し立てが提起されていることを、2018年1月4日に『クラロワ』公式Twitterで発表している。
Supercellとしては、本件に関して特許権侵害の事実はないとしており、解決し次第、削除した機能を復活させるとみられる。
グリー公式サイトでは、1月24日(水)10:30時点で本件に関する発表は確認できていない。
関連サイト
『クラッシュ・オブ・クラン』公式Twitter
『クラッシュ・ロワイヤル』公式Twitter
Supercell Oy公式サイト(海外サイト:英語)
グリー株式会社公式サイト