SNSの会話を吹き出しで表現するなど、工夫を盛り込んだ横書き小説。挿し絵イラストは『刀剣乱舞 ONLINE』などで知られる しきみ描き下ろし。
株式会社朝日新聞出版は、ベストセラー作家 はやみねかおる氏の、ヤングアダルト向け心理ミステリー『奇譚ルーム』を発売した。
『奇譚ルーム』は、はやみねかおる氏初の横書き小説。SNS上の会話を吹き出しにするなど、表現に工夫を凝らし、読者も作中に登場する仮想空間「ルーム」に参加しているような感覚が楽しめる。
内容に関しても自信をうかがわせ「おそらく、 真犯人はわからないと思います。 (ΦωΦ)フフフ……」と、はやみね氏がメッセージを寄せている。
イラストはゲーム「刀剣乱舞 ONLINE」のキャラクターデザインなどを手掛けた、しきみ氏の描き下ろし。また、購入者特典として、しきみ氏によるスマホ壁紙のプレゼントを実施中。
公式サイトでは、本作の試し読みや、はやみね氏のインタビュー、作品の世界がわかる動画が公開されている。
書籍概要
書名:奇譚ルーム
著者:はやみねかおる
体裁:四六判/248ページ
定価:本体980円+税
発行:朝日新聞出版
作品紹介
「わたしは殺人者(マーダラー)。これからきみたちをひとりずつ殺していくのだよ」――。
“ぼく”が招待されたのは、SNSの仮想空間「ルーム」。
10人のゲストが、奇譚(不思議な話)を語り合うために集まった。
だが、その場は突然、殺人者(マーダラー)に支配された。
殺人者とは、いったい誰なのか。死の制裁には、どんな目的があるのか――。
物語の終盤、畳み掛けるような種明かしと、ラストのどんでん返しは圧巻です。
書籍サイト: https://publications.asahi.com/original/shoseki/kitan_room/special.shtml