過去に互いの合意で製造断念に至った商品を、まさめやに無断で製造販売した件。両社の協議の結果、BNAからの謝罪を受け入れる。
株式会社まさめや（以下、まさめや）は、株式会社バンダイナムコアーツ（以下、BNA 旧社名：バンダイビジュアル株式会社）の『アイドリッシュセブン フレグランス』に関する契約違反および不法行為による調停の申し立てを、近日中に取り下げると発表した。
本件は、2018年1月に発表された、「アイドリッシュセブン」のフレグランス全10種について、まさめやが制作・提供した商品デザインと香料を、該当製品の製造販売において無断利用したと思われる件に関するもの。（関連記事「まさめや、バンダイビジュアルに対して契約違反による調停の申し立てを実施。」）
まさめやは、BNAとの間で協議行ない、その過程で、BNAから本件に関する謝罪とデザイン料の支払の申入れがあり、問題点を認識したことにより発売中止の判断を行った旨の、説明を受けたとのこと。
また、本件に関するBNAの基本的な認識・対応が上記の通りであることを前提とし、弁護士費用、商品デザインに関わる費用、商品提案時の商品製造経費などを含めた、本件に関する一切の金銭の支払いを受けることなく、BNAの謝罪を受け入れ、近日中に調停の申立てを取り下げると、3月30日（金）に発表した。
