Digital Bros、505 gamesの親会社が東京オフィスを新設。アジア主要市場、日本や韓国への事業拡大を狙う。

欧米の大手パブリッシャー505 gamesの親会社のDigital Bros。東京オフィスの設立で日本ゲーム業界とのネットワーク構築にも注力。

イタリアやアメリカ、イギリスなどのオフィスを構えるゲーム企業のDigital Bros S.p.A（以下、Digital Bros）は、アジア主要市場である日本と韓国の事業拡大のため、東京オフィスを新設したことを発表した。

Digital Brosは、1989年に設立し、モバイルおよびソーシャル、デジタル販売、小売（パッケージ販売）など多様なチャンネルでゲームコンテンツの開発、販売、配信を行なっている企業。

同社は、2015年に設立した中国子会社に引き続き、日本でのブランド認知の強化と確立、アジア事業の拡大を目的に東京に新オフィスを開設した。

新オフィスでは、知的財産管理やライセンス関連をメイン業務として展開。既存のパートナー会社も含め、すべての流通チャンネルを介して、ゲームがより多くのユーザーに届くよう、日本ゲーム業界のキープレーヤーとの新たなネットワーク作りにも注力する。

また、日本、韓国に配信するゲームに対しては、マーケティング支援やコミュニケーションサポートなどを提供しつつ、アジアのゲーム市場での立場の強化も狙っていく。

本発表にともない、Digital BrosのCEOは「日本オフィスは、アジアにおける当社グループにとって非常に嬉しい出来ことです。2015年10月に中国の深センに子会社設立以来、今度東京にオフィスをオープンし、日本と韓国の主要市場での業務が行えることで、より一層ユーザの好みに合う高品質のコンテンツや、世界中の面白いIPを発掘できるグローバル会社であることを、世界中のみなさんにしっかりコミットできるようになりました。」と、コメントを寄せた。