アニメを中心にアーティストのPVなどの映像作品を制作した企業。売上減少や人件費などの圧迫で資金繰りが悪化し、2018年8月に事業停止。
株式会社drop(以下、drop)が、10月26日に東京地裁から破産開始決定を受けたことが、株式会社東京商工リサーチのサイトのTSR速報で明らかになった。負債総額は現在調査中だ。
dropは、アニメを中心とした映像作品の制作や、有名ミュージシャンのプロモーションビデオなどを手掛けていた企業。近年は、eスポーツを題材にしたアニメ「グラマラスヒーローズ」や、「クリオネの灯り」などのTVアニメを制作していた。
平成21年7月期には約2億2000万円の売上を計上していたが、その後は減少傾向で推移。人件費なども経営を圧迫したことで、債務超過に陥った模様。また、資金繰りも切迫し業況改善も見込めないことから、2018年8月には事業を停止。破産手続きを弁護士に一任していたとのこと。