セガゲームス、中国の91Actと共同開発した『電撃文庫：零境交錯』を台湾、香港、マカオ向けに配信開始

2D対戦格闘『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX IGNITION』を現地ユーザーの嗜好にあわせて展開。配信は台湾の企業であるNet Publishingが担当。

株式会社セガゲームス（以下、セガゲームス）は、中国のゲーム会社である成都格闘科技有限会社（以下、91Act）と共同開発した中国向けモバイルゲーム『電撃文庫：零境交錯』について、台湾の隆中網絡股份有限公司（以下、Net Publishing）と運営ライセンス契約を締結し、台湾や香港、マカオ向けに、12月20日（木）から配信することを発表した。

『電撃文庫:零境交錯』は、2015年12月にPlayStation4、PlayStation3、PlayStationVita対応で発売した『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX IGNITION』をもとに開発された新作モバイルゲーム。

株式会社KADOKAWAのエンタテインメントノベルレーベル「電撃文庫」のキャラクターたちが多数登場する2D対戦格闘ゲームで、世界観やキャラクターはそのままに、現地ユーザーの嗜好やプレイ環境にあわせて展開。中国大陸向けには、2018年8月に現地の大手IT企業テンセントを通じてリリースし、今回配信する台湾や香港、マカオのほか、今後も他のアジア地域での配信に向けて開発を進行中だ。

セガゲームスは、自社のIPやコンテンツの海外展開を積極的に行なっており、アジアについては、中国では現地パートナー企業を通じた家庭用ゲームの提供やPC向けゲームプラットフォームでのコンテンツ配信などを強化している。

また、台湾では、家庭用ゲームの直販体制、東南アジアでは現地パートナーとの販売網の整備をそれぞれ進めており、自社及び国内パートナーメーカーのゲームソフト拡販に取り組んでいる。今回の台湾等での配信は、こういった展開の一環として実施。

今後も引き続き、世界中のより多くのユーザーに対して、自社IPや日本のコンテンツに触れてもらえるよう努めると発表した。

ゲーム概要

タイトル：電撃文庫：零境交錯
ジャンル：ターン制シミュレーションゲーム
配信開始：2018年12月20日（木）
価格：基本無料（アイテム課金あり）
メーカー：91Act、セガゲームス
対応プラットフォーム：iOS/Android
言語：中文・繁体字
配信エリア：台湾、香港、マカオ
公式サイト： http://fcitw.gamedreamer.com