動画広告単の価改善で収益性が向上しただけでなく、ゲーム会社からのタイアップも増加。
株式会社GameWith(以下、GameWith)は、2019年5月期第2四半期決算を1月9日に発表。当期売上高については15億7500万円(前年同期比22.5%増)、営業利益は5億400万円(同19.3%減)、経常利益5億200万円(同19.2%減)、四半期純利益は3億4800万円(同21.5%減)だった。
経営成績に関する説明
GameWithは「ゲームをより楽しめる世界を創る」を企業理念として掲げて活動をしている。ゲーム情報メディア「GameWith」においては、ゲームを有利に進めるための情報を提供する「ゲーム攻略」、ゲームを見つけるための情報を提供する「ゲームレビュー」、ゲームユーザー同士で交流できる機能を提供する「コミュニティ」、ゲームタレントがYouTube上で行う「動画配信」、といった4コンテンツの提供と充実をはかることに、経営資源を投下し、メディアの価値を高めてきた。
これらのコンテンツをサイトの利用者に提供し、サイトに表示される広告枠を販売することで収益を獲得している。
当第2四半期累計期間においては、広告媒体のWebサイトを多数集めて形成される「ネットワーク広告」において、前期より取り組んできた広告運用体制の構築で、広告単価が改善、収益性が向上した。
また、特定のゲームタイトルにおいて、より多くの情報や動画など付加価値の高い広告枠を制作し自社サイトで提供する「タイアップ広告」が、ゲーム会社からの需要が高く、順調に推移した。
一方で、既存事業での積極採用に加えて海外展開と新規事業においても、人材採用を推進した結果、主に人件費に関連する費用が増加した。
以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は15億7500万円(前年同期比22.5%増)、営業利益は5億400万円(同19.3%減)、経常利益は5億200万円(同19.2%減)、四半期純利益は3億4800万円(同21.5%減)だった。
業績予想については、2018年7月11日に発表した平成30年5月期決算で発表した内容から変更はない。