電子書籍とECサポートサービスの好調が利益に貢献。スマホクレーンゲーム『神の手』は2018年末でサービス終了。
株式会社ブランジスタ(以下、ブランジスタ)は、2019年9月期第1四半期決算を2月6日(水)に発表した。当期連結経営成績については、売上高8億700万円(前年同期比5.8%増)、営業利益1億100万円、経常利益1億400万円、親会社株主に帰属する四半期純利益6300万円だった。
経営成績に関する説明
ブランジスタグループは「企業プロモーション支援を目的とした電子メディア事業」として、「電子雑誌」「ソリューション」の業容拡大に努めてきた。
電子雑誌業務については、グローバルゴルフメディアグループ株式会社から出版されていたゴルフ雑誌「DoubleEagle(ダブルイーグル)」を電子雑誌にリニューアルし、発行する業務を受託した。これにより、休刊していた紙雑誌をブランジスタの電子雑誌技術を活用して復刊するという、新しい取り組みが実現した。
また、2018年9月期から強化してきた地方自治体とのタイアップ誌については、当連結会計年度において新たに3誌発行。今後も、地方自治体や企業からの制作受託による新雑誌の発行増加に努めるとした。
さらに、国内・海外の旅行・観光情報を発信するWEBメディアを運営する株式会社Dugong(ジュゴン、現:株式会社CroedLab(クラウドラボ))を子会社化し、創刊12年目の主力雑誌「旅色」の広告収益の最大化と媒体力を強化している。
ソリューション業務では、ECサポートサービスに加えてWEBサイト制作業務も増加し、好調に推移している。また、無料グローバルECプラットフォーム「cafe24(カフェ24)」を運営するCafe24Japan株式会社と連携し、ECサポートサービスの新規クライアントの増加をはかり、既存クライアントが販売する商品・サービスの海外販売支援を強化している。
連結子会社の株式会社ブランジスタゲームが運営する3Dスマホクレーンゲーム『神の手』に関しては、2018年12月31日をもってサービスが終了した。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間については、売上高8億700万円(前年同期比5.8%増)、営業利益1億100万円(前年同期は営業損失1億600万円)、経常利益1億400万円(前年同期は経常損失1億600万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益6300万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億3200万円)だった。