ゲームやソフトに関連しない動画が増えて、検索精度の悪化が原因か。購入済みコンテンツに関しては引き続き利用が可能。
Valveが運営するエンターテインメントプラットフォーム「STEAM」は、ゲームに関連しない動画コンテンツの販売や配信を近いうちに終了することを発表した。
これまで「STEAM」は、有料、無料に関わらずビデオコンテンツのサポート体制を構築することで、ゲームやソフトを超えたプラットフォームの拡大に取り組んできた。しかしながら、ゲームに直接関連しないコンテンツが投稿されていることを踏まえ、「STEAM」で販売されているゲームやソフト、アクセサリーのいずれかにあてはまるコンテンツを提供することに注力することを決定し、関連しないビデオコンテンツの販売を終了するという措置となった。
「STEAM」は、2018年12月に、販売本数によるゲーム開発者との収益分配に関して変更を発表しているが、大手の広告施策を助長し、インディーゲームなど、中小開発者の作品が埋もれるようになると、一部開発者から批判を受けていた。
今後数週間でゲームやソフトに関連する動画以外の販売が終了するが、ゲームに関連するビデオコンテンツは引き続き販売される。
また購入済みのビデオコンテンツに関しても、引き続き利用が可能とのこと。