GMOメディア、サイト訪問者数減少で減収減益 営業利益6800万円 2019年12月期第1四半期決算

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コミュニティサービス「prican」の訪問者減で広告収益が減少。プログラミング教育ポータル「コエテコ」の規模拡大に向けた投資は継続。

GMOメディア株式会社は、2019年12月期第1四半期決算を4月25日(木)に発表した。当期の累計経営成績は、売上高11億3400万円(前年同期比18.5%減)、営業利益は6800万円(同56.4%減)、経常利益は6800万円(同56.3%減)、当期純利益は4600万円(同56.4%減)だった。

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経営成績に関する説明

当第1四半期については、その他メディア支援事業において前年度受注した広告主による大型案件が無くなったことによって収益が減少。さらに、10代女性向けコミュニティサービス「prican」において「プリ画像」の訪問者数減少に伴い、広告収益が減少した。

一方、「prican」で画像と並ぶコンテクストとして新たに開始した「プリ小説」については、サービス訪問者数が順調に成長していることから、引き続き規模拡大に注力し、その後、広告収益化を進める予定。

2020年度からの小学校でのプログラミング教育必修化に伴いスタートした、プログラミング教育ポータルサービス「コエテコ」に関しても、掲載教室数とサイト訪問者数が拡大しているが、メディア規模の最大化を優先し、投資を続けていく。

以上の結果、当事業年度の経営成績については、売上高11億3400万円(前年同期比18.5%減)、営業利益は6800万円(同56.4%減)、経常利益は6800万円(同56.3%減)、当期純利益は4600万円(同56.4%減)となった。

セグメント毎の業績は以下。

メディア事業
新規サービスへのサイト訪問者数が増加したが、既存サービスのサイト訪問者が減少したことで、全体としては前年度比で広告収益が減少した。

上記の結果、売上高は8億4100万円(前年同期比4.5%減)、営業利益は6700万円(同27.9%減)となった。

その他メディア支援事業
前年同期に受注した広告主による大型案件が無くなったことで、収益が大きく減少した。

上記の結果、売上高は2億9300万円(前年同期比42.7%減)、営業利益は100万円(同98.3%減)となった。

関連サイト

GMOメディア株式会社公式サイト
2019年12月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

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