ヴィジュアル系音楽CDショップ「ZEAL LINK」を経営していた株式会社オングが破産開始決定

ZEAL LINK

V系ロックバンドのファンには高い知名度があったショップを運営していた企業。音楽市場の環境の変化で業績が低迷し、店舗を閉店。

株式会社オング(以下、オング)が、9月25日に東京地裁から破産開始決定を受けたことが、株式会社東京商工リサーチのTSR速報で明らかになった。負債総額は現在調査中とのこと。

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オングは、ヴィジュアル系ロックを得意とする音楽CDや書籍の販売を行なっていた企業。「ZEAL LINK(ジールリンク)」の店名で高田馬場や渋谷、名古屋、大阪などに店舗を展開し、オンライン販売なども手掛けていた。サイン会やライブなども積極的に開催したことで、ヴィジュアル系ロックバンドのファン層には高い知名度があった。2014年5月期には、売上高2億8000万円を計上していた。

しかしながら、ストリーミングやダウンロードなどの台頭など、音楽市場の環境の変化で、近年は業績が低迷。2019年に入ってからは、相次いで店舗を閉鎖していた。

関連サイト

株式会社東京商工リサーチ公式サイト

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