ガンホー、『パズドラ』や『Ragnarok M』の貢献で増収増益 営業利益255億円 2019年12月期第3四半期決算

ガンホー

新作ゲーム『TEPPEN』を配信し、リリース2か月で累計300万D超を達成。GRAVITYが配信する『Ragnarok M』がグループ業績に貢献。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(以下、ガンホー)は、2019年12月期第3四半期決算を11月14日(木)に発表した。当期連結累計経営成績は、売上高820億4100万円(前年同期比32.8%増)、営業利益255億300万円(同47.7%増)、経常利益257億3500万円(同47.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益168億500万円(同58.5%増)だった。

ガンホー決算 業績推移

経営成績に関する説明

ガンホーでは引き続き「新規価値の創造」に向けグローバル配信を見据えたゲーム開発に注力すると共に、「既存価値の最大化」をはかるため各ゲームのMAU(Monthly Active User:月に1回以上ゲームにログインしている利用者)の維持や拡大、ゲームブランドの強化に取り組んできた。

既存ゲームについては、『パズル&ドラゴンズ(以下、パズドラ)』が引き続き長期的に楽しんでもらうことをメインに、新ダンジョンなどの追加やゲーム内容の改善、他社有名キャラクターとのコラボレーション、eスポーツイベントの開催など、継続的にアップデートやイベントを実施してきた。

2019年9月25日からは『パズドラ』にて、新要素であるストーリーダンジョンを実装しており、MAUは引き続き堅調に推移している。その結果、2019年10月24日に国内累計5300万ダウンロードを突破した。

新規ゲームでは、2019年6月5日から日本でサービスを開始した『ラグナロク マスターズ』が、ゲーム内イベントの開催やテレビCMを放送したことで、MAUが好調に推移している。

また、株式会社カプコンと共同開発したスマートフォン向けカードゲーム『TEPPEN』を2019年7月4日から北米・欧州にて、8月8日からはアジア・日本でサービスを開始した。同ゲームは、国内外でのeスポーツイベントの開催やテレビCMを含めた広告宣伝の実施により、2019年9月4日には累計300万ダウンロード超を記録した。

子会社の事業については、GRAVITY Co.,Ltd.が配信している『Ragnarok M: Eternal Love』の既存配信地域の売上高が配信当初と比較して落ち着いてきたが、継続的なアップデートやイベントの開催により安定推移しており、引き続きグループの連結業績に貢献している。2019年10月16日からは欧州へのサービスを新たにスタートした。

ラグナロク

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は820億4100万円(前年同期比32.8%増)、営業利益は255億300万円(同47.7%増)、経常利益は257億3500万円(同47.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は168億500万円(同58.5%増)となった。

関連サイト

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社公式サイト
2019年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年12月期第3四半期決算説明資料

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