元々、言語ってコミュニケーションのためのツールなので、新しい生活スタイルや気分に応じてどんどん変わっていくことに全く文句はないというか、むしろ積極的に面白がりたいくらいなのだけど、そんな風に新しい言葉が定着して普通に使われるようになっていく一方で消えていく言葉もあったりして、僕が今、絶滅の危機に直面してると思う言葉の筆頭は「敷く」なんです。これを世間の人の82%(僕の印象調べ)が「ひく」と発音してるんじゃないかと思うんですね。
要はホントは「しく」なのに大多数が「ひく」と読むなら、これは徐々に成り行き的に「ひく」になってくるに違いないと予測しているわけです。
すでに老若男女が布団を「ひく」とか、絨毯を「ひく」って発音してる場面をよく見るっつうか、逆に「しく」って発音する人をめったに見かけないくらいなので、おそらくこれは辞書的な正式発音とは関係なく、このまま定着していくんじゃないかとニラんでます。
そんな風に読みが徐々に変化して元々の発音とは少し違う方向に行っている言葉って、他には「お騒がせ」を「おさがわせ」とか、「手術」を「しゅずつ」とかがそうだと思うのだけど、特に「洗濯機」については完全に「せんたっき」で定着してますよね。
さて、そんな事とは全く関係なく今回の『バブルウィッチ』は44面からスタートします。ここは「バブルを全部落とす」面ですが、しょっぱなから難しかったなぁ。左上から右下へ斜めに配置されてて、手前には5個のブラックホールがあって、手玉は50個。
パッと見で既に難しそうな気配がある感じ。思った通り手持ちのバブルとの色がうまく合わなかったりしてクリアするのに3回やり直しましたよ。
あ、ここのブラックホールは意外と避けて通れるので、この面ではそんなに気にしなくてもいいかも。むしろ、奥の方に大きく狙えるトコがあるのにブラックホールを含めた手前の配置に気を取られて、撃った瞬間に「あ!あっちを狙えば良かったんだ!」と思うことがあるので、そこに注意なのだね。「木も見て、森も見ろ」と先人の教えを思い出させてくれる面だね。
▲この斜め具合がトリッキーで、ことわざ的な知恵が隠されてるわけですな。
45面は「ゴーストを救おう」が任務になるわけだけど、風車型にバブルが配置されてるので一番狙いたい奥の部分に撃ち込むには手前のバブルを落として、狙えるラインを開けなければいけないのと、ブラックホールに注意しないといけない点、それと回転するマトを見越して計画的かつ柔軟に進めていく必要があるので、シンプルな割に難易度高そー!と思ったのだけど、ここはなぜか手持ちのバブルを6個残してクリアできちゃいました。運かね?
▲とにかく最初は狙えるトコを攻めて道を拓くしかないのだね。それと運!
▲ここは正面にはブラックホールが多すぎるので左右どっちかに狙える隙間を開けてそこから攻めるべし。
▲ここは、手っ取り早いのは直接モルガナを狙えるライン上のブラックホールにバブルを3発撃ち込んで消しちゃうことです。そうすると最短なら4発でモルガナを狙えます。
▲これはもう地道に左側の白バブルを消して、そこからモルガナを狙うしかないと思う。
▲超めっちゃ苦労したけど、やっつけることができましたよ。
で、そんな難易度の高そうな46面だけど、なんとか3回でクリアできました。これは大変な面だなぁと一瞬弱気になったけど運が良かったのかね。
この面はダメなときは徹底的にダメだけど、いけるときはスルっといけるトコに人類に対するメッセージとかあるね。多分だけど。
ところで、さっきの「敷く」についてですが、もしかすると「ひ」が「し」に入れ替わることのあるどこかの地方の方言的に取られないようにっていう潜在的な予防回路みたいなのが働いてたりするんですかね?
もしかすると、江戸弁が標準語とは限らないのか。あれ?でもこの方式だと逆に「敷く」は「しく」のままで「引く」が「しく」になるんじゃない?
なんかまた、こんがらがってきたぞ。