家庭用ゲーム市場が端境期を迎えていることでミドルウェアライセンスの販売が減少。開発推進・支援事業が減収減益も人材事業は収益微増。
シリコンスタジオ株式会社は、2020年11月期第1四半期決算(連結)を4月7日(火)に発表。当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高10億5400万円(前年同期比8.8%減)、営業利益300万円(前期は営業損失500万円)、経常利益700万円(同23.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純損失800万円(前年同期は純利益1000万円)だった。
経営成績に関する説明
開発推進・支援事業
ミドルウェアライセンス販売の売上高が、家庭用ゲーム機の新型機発売が今冬以降に控えられていることや、家庭用ゲーム市場が端境期を迎えていることで、減収となった。
受託開発では、前年同期にあった大型案件の検収による反動で売上が減少したとのこと。
ネットワーク構築・運用などのサービスを提供するソリューションでは、運用タイトル数の減少などによって、売上が減少した。
上記の結果、売上高は5億7400万円(前年同期比14.1%減)、セグメント利益は2700万円(同24.9%減)となった。
人材事業
派遣先企業で稼働した一般派遣労働者数は延べ746人、有料職業紹介の成約実績数は82人だった。
上記の結果、売上高は4億5500万円(前年同期比1.5%増)、セグメント利益は9600万円(同7.8%増)となった。