キャラクターエンタテインメント事業で定番商品が堅調に推移するも、菓子商品の販売苦戦や販売費の増加で減益。
株式会社エスケイジャパン(以下、エスケイジャパン)は、令和2年2月期決算(連結)を4月14日(火)に発表した。当期の経営成績は、売上高66億500万円(前期比3.7%減)、営業利益6億900万円(同22.5%減)、経常利益6億1100万円(同22.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億2700万円(同23.6%減)だった。
経営成績に関する説明
キャラクターエンタテインメント事業
キャラクターエンタテインメント事業では、「星のカービィ」や「ドラえもん」「シャクレルプラネット」「忠犬もちしば」など、定番キャラクター商品が堅調に推移したが、別注の菓子商品の販売苦戦により減収減益となった。
その結果、売上高44億7800万円(前期比7.8%減)、営業利益5億5100万円(同20.5%減)だった。
キャラクター・ファンシー事業
キャラクター・ファンシー事業では、「ドラえもん」や「スヌーピー」などの定番キャラクター商品が苦戦したが、自社オリジナルキャラクターの「忠犬もちしば」や、「ポケットモンスター」などのゲーム関連キャラクター商品の販売が堅調に推移した。
専用ECサイトでは、「もちもちマスコット」シリーズと「鬼滅の刃」の商品販売が好調だった。
利益面では販売費が上昇したことで減少した。
上記の結果、売上高は21億2700万円(前期比6.4%増)、営業利益は5800万円(同37.4%減)だった。
以上の結果、グループ全体としては前期の実績を下回ったが、前回発表した業績予想の修正を上回る結果になった。