『FFBE幻影戦争』のグローバル配信の好調や広告宣伝費の削減で収益が前回予想を上回る見込みに。
株式会社gumi(以下、gumi)は、2020年3月6日に公表した2020年4月期(2019年5月1日~2020年4月30日)の連結業績予想を修正することを発表した。
売上高については、既存の主力タイトルが好調だったことに加え、当期に配信した『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争(株式会社スクウェア・エニックス配信 以下、FFBE幻影戦争)』がグローバルで好調に推移したことから、前回発表予想を上回る、198億2700万円になる見通しとなった。
その売上高の増加に加えて、費用対効果を重視したプロモーション施策を実施したところ、広告宣伝のコスト減で営業利益が22億2500万円になる見込みだ。
経常利益についても、営業利益の増加により、予想を上回る21億2400万円になるとのこと。
親会社株主に帰属する当期純利益については、モバイルオンラインゲーム市場や、VR/ARなどのXR市場、ブロックチェーン市場を取り巻く環境の変化が激しく、大きく変動する可能性があることなどから予想を開示していなかったが、経常利益の増加、特別損益並びにその他特別損益、法人税などの計上を勘案した結果、17億5700万円になる見通しだ。
上記の結果、2020年4月期の連結業績予想は、売上高198億2700万円、営業利益22億2500万円、経常利益21億2400万円、親会社株主に帰属する当期純利益17億5700万円になる。
また、2020年4月期の個別業績見通しについては、売上高は『FFBE幻影戦争』の配信好調も、一部主力タイトルに関して配信期間の長期化に伴い売上の減少、不採算タイトルの早期撤退を行なったことなどから198億2300万円になる見通しであり、営業利益は宣伝広告費の大幅な減少で20億6200万円、経常利益は20億5100万円、当期純利益は24億700万円になる見通しとのこと。