C&R社のマルチチャンネルネットワークに所属するクリエイターの動画などで、任天堂のゲームを扱うこと関する許諾契約。
株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下、C&R社)は、任天堂株式会社(以下、任天堂)と、任天堂が著作権を有するゲーム著作物の利用に関する包括的許諾契約を締結したことを発表した。
C&R社は、2013年7月に日本初のマルチチャンネルネットワークとして「The Online Creators(以下、OC)」をスタートした。
OCでは、YouTubeを中心に活動する動画クリエイターのサポートを行なっており、任天堂との包括的許諾契約の締結を機に、OCに所属する動画クリエイター(OC提携法人所属の動画クリエイター含む)が、任天堂が公開している「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」に従って、任天堂のゲーム著作物を利用した動画や静止画などを共有サイトに投稿(実況を含む)することなどによる収益化が可能となった。
また、同ガイドラインは個人を対象にしているが、別途契約を締結した法人に限り、法人に所属する投稿者が所属法人の業務として行なう投稿でもガイドラインに従って任天堂のゲーム著作物を利用した投稿が許諾されている。
今後、C&Rは、OCに所属する動画クリエイターの新しい視聴者の獲得とファンとの繋がり強化を目的に、任天堂のゲーム著作物を利用したゲーム実況動画の企画や制作、配信、収益化を積極的に支援するとともに、任天堂のゲーム著作物の公正な保護と適切な利用を促進するとともに、動画を制作する法人や個人が、安心してゲーム実況動画を制作、投稿、収益化できる環境を構築していくとのこと。