実在の廃施設をいかした複合施設をオープン。「憩いとカルチャーのゾーン」と「マルチコンプレックスお化け屋敷」のふたつのフロアを用意。
株式会社ゾウンテッド(以下、ゾウンテッド)は、アカデミックな新型お化け屋敷とギャラリーカフェなどを融合した新型複合施設を、東京エリアに開業することを発表した。
ゾウンテッドは、ホラーイベントやお化け屋敷の企画製作を行なう企業で、CEO兼CCOをつとめるマイケルティー・ヤマグチ氏はこれまで、フリーロームVRホラーアトラクション『BIOHAZARD WALKTHROUGH THE FEAR』やバンダイナムコアミューズメントテーマパーク「MAZARIA」内の『ハードコール・ザ・リアル』、保育園での「世界最年少お化け屋敷などにたずさわっている。
東京で9月オープン予定の新型施設は「憩いとカルチャーのゾーン」と「マルチコンプレックスお化け屋敷」のふたつのフロアを設置予定。
第1フロアの「憩いとカルチャーのゾーン」は、ドリンクを楽しみながら趣味やゲームが楽しめる滞在型お化け屋敷としてカフェゾーンをメインに、お化け屋敷の裏側に迫る特殊造形類展示などを行なうギャラリー、公式キャラクター「ゾウンテッ子」などのホラーグッズを販売するショップ等を設置し、エンターテインメントなホラー空間を表現する。
第2フロアでは、 実在の廃施設をいかした「マルチコンプレックスお化け屋敷」を展開。このフロアには、歩かなくていいお化け屋敷として話題になった「ベッド型お化け屋敷」をはじめ、「監獄型」「トイレ型」「シャワールーム型」「バスダブ型」「車椅子型」など、様々ななお化け屋敷ゾーンを設置する。今後は「エレベーター型」や「電話ボックス型」など、隔離型のお化け屋敷を導入するほか、謎解きやオンライン配信などのアトラクションも計画している。
これまで本物の医療機器によるお化け屋敷を手掛けた経験のあるゾウンテッドは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策の取り組みにもひと工夫。マスクや検温、消毒までを体験型アトラクションの世界観として、来場者を楽しませながら、3蜜を避けていくとのこと。