エイシス、違法アップロード対策における2020年6月の活動結果を発表

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無料の削除要請代行サービスなどで、GoogleへのDMCA申請を400万件、違法アップロードサイトへの削除要請200万件を実施。

株式会社エイシス(以下、エイシス)は、二次元コンテンツを取り扱う事業を行なう企業として、インターネットにおけるコンテンツの違法アップロードへの対策に取り組んでおり、2020年6月末までの活動実績を発表した。

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コンテンツの違法アップロード問題は、近年話題になることも増加したが、一部の人だけに関わる話ではなく、コンテンツに接するすべての人に影響を及ぼす社会問題となっている。

エイシスでは、自社のサービスに関わるコンテンツの違法アップロードについて、クリエイターからの申請をもとに無料の削除要請代行サービスを行なうと共に、独自の「違法アップロード監視システム」の運用を通して、24時間、インターネット上の巡回と削除要請を行なってきた。

2020年6月までの実績としては、デジタルミレニアム著作権法に則って、インターネット検索エンジン「Google」を運営するGoogleに対して、問題のあるサイトを検索結果の表示から除外するよう求めるDMCA申請を4011795件行なったほか、不適切にコンテンツを拡散している違法アップロードサイトに対して、2618636件の該当コンテンツの削除要請を行なった。

各申請並びに要請には情報開示が伴うが、エイシスは代行者として自社名義で行なうことから、クリエイターの個人情報がGoogleや違法アップロードサイトに伝わらないという利点がある。特に個人のクリエイターが、違法アップロードのトラブルに巻き込まれた場合、手続きに戸惑ったり、対応の煩雑さから、そのまま泣き寝入りするケースも多かったという。

今後もエイシスは、これらの対応を代行することで、クリエイターにかかる負担を軽減し、さらにより多くの対応を進めていくとのこと。その対応のひとつとして、エイシスのWebサービスを利用するユーザーから寄せられた情報をもとにした対策活動を2020年6月より開始している。

関連サイト

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