PCがなくてもヘッドセットのみでゲームが遊べるOculus Questに新型が登場。新作VRゲーム『Star Wars: Tales from the Galaxy’s Edge』なども発表。
FacebookのOculusスタジオは、新しいVRヘッドセット「Oculus Quest2」を発表し、アメリカで予約受付を開始した。日本では、ビックカメラやヤマダ電機、ヨドバシカメラ、GEO、Amazonなどで10月13日からストレージ容量64GBが3万7100円、256GBが4万9200円(各税別)で販売される予定だ。
Finally! We can say it. This is #Quest2. All the good rumors are true. It's our fastest and most immersive VR gaming system yet. The best part: it starts at $299. Pre-order now on https://t.co/mgAVcLrVfJ pic.twitter.com/2tdf07QSJ8
— Oculus (@oculus) September 16, 2020
Oculus Quest2は、PCなどがなくてもヘッドセットのみでVRゲームが遊べるのが特徴で、Oculus Questより軽量化を実現したほか、ユーザーの動きをより細かに追従する“Oculus Insight追跡システム”などの新技術を搭載。目に対して1面ずつ用意した各ディスプレイに1832×1920ピクセルを備えたことで、最高の解像度でVRコンテンツが楽しめるようになったとのこと。
ゲームコントローラーに関しても、より優れた人間工学にもとづいて構築された新しいものになっており、プレイヤーのジェスチャーを直接VRに変換することで直感的な操作ができるようになった。それに加え、コントローラーの追跡を最適化して効率を高め、クエストのタッチコントローラーよりも最大4倍長いバッテリー寿命を実現したという。
また、新たに遊べるゲームとして、Oculus Quest専用VRアクションゲーム『Star Wars: Tales from the Galaxy’s Edge』『Myst』『Jurassic World Aftermath』『Warhammer 40,000 Battle Sister』などの新作を配信予定。さらに、Oculus Linkとの互換性があることから『Asgard’s Wrath』『Stormland』『Lone Echo』などの PC VRゲームなどもプレイ可能だ。
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— Oculus (@oculus) September 16, 2020
今後のOculusスタジオでは、スタンドアロンで使用できるVRヘッドセットに焦点を当てていくことから、Oculus Rift S販売を2021年に終了するほか、今回の後継機の登場によってOculus Questの販売も終了することを発表した。
ただ、Oculus Questのサポートに関しては、引き続き提供して、ユーザーの声を聞いて改善を続け、今後の新しい機能やゲーム体験にいかしていくとのこと。