Bethesda Softworks、id Softwareなど多数のゲーム開発会社の親会社ZeniMax Mediaを7500億円で買収。
マイクロソフトは、「Elder Scrolls」や「Fallout」シリーズなどを手掛けるゲームスタジオBethesda Softworksなどの親会社 ZeniMax Media Inc.(以下、ZeniMax)を、75億ドル(7500億円)で買収することを発表した。買収は2021年度の後半に完了予定とのこと。
ZeniMaxは、アメリカのメリーランド州に本社を構えるゲーム会社で、傘下にはBethesda Softworksのほか、FPSゲーム「Doom」などのid Software、アクションゲーム「Dishonored」を開発したArkane Studios、「バイオハザード」シリーズの原作者である三上真司氏が設立したTango Gameworksなど、多数のゲームスタジオがある。
今回の買収に関して、マイクロソフトはゲームポートフォリオやパブリッシングの強化や、ゲームビジネスの強化を目的としたものとのこと。今後は、マイクロソフトが提供しているクラウドゲームサービス「Xbox Game Pass」にて、Bethesda Softworksなどのゲームの配信が強化されることになる。
Bethesda Softworksに関しては、マイクロソフトによる買収後も、会社構造やリーダーシップを変えずに運営されるとのこと。