映画のロケ地やテーマパークを運営する庄内映画村が事業停止

庄内映画村

「ICHI」「おくりびと」「おしん」などの映画でロケ地となった施設の運営を行なっていた企業。多額の債務を抱えたことから事業継続が困難に。

庄内映画村株式会社(以下、庄内映画村)が10月15日(木)までに事業を停止していたことが、株式会社東京商工リサーチのTSR速報で明らかになった。負債額は現在調査中とのこと。

庄内映画村

庄内映画村は、映画「蝉しぐれ」のプロデュースを担当した田中雅明氏が、山形県庄内地方で地元企業を中心に出資者を募って設立した企業。

映画撮影のために建てられたセットをそのまま保存しながら、撮影所の整備や運営を行なっており、これまで、映画「山桜」「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」「ICHI」「おくりびと」「おしん」などを誘致し、ロケ地として場所を提供していた。

2009年9月からは、「庄内映画村オープンセット」として撮影所の一般公開を開始した。

運営費は、入場料と制作会社、映画会社からのプロデュース料などで得ていたが、収入が低迷するなかで固定費の負担などがあり、採算割れの厳しい経営が慢性化していたという。その後、2014年にオープンセットの管理運営を他社へ譲渡し、「庄内映画村資料館」の運営を行なっていたが、事業規模を縮小、同資料館も2019年12月に閉館。多額の債務を抱えるなかで事業継続が難しくなったことから、今回の措置に至ったそうだ。

関連サイト

株式会社東京商工リサーチ公式サイト

庄内映画村