タカラトミー、アメリカの玩具会社ファット・ブレインを子会社化

タカラトミー

自社物流を有する玩具会社を子会社化し、消費者の購買行動への迅速な対応を行なうことで北米市場での事業展開を強化。

株式会社タカラトミーは、子会社のTOMY International, Inc.(以下、TOMY International)が、アメリカのFat Brain Holdings, LLC(以下、ファット・ブレイン)の株式を取得し、子会社化したことを発表した。

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ファット・ブレインはアメリカのネブラスカ州に本拠を構える企業で、おもちゃやゲームの小売を行なうFat Brain Toys, LLC、おもちゃの製造や卸売を行なうFat Brain Toy Co., LLCの2社の子会社を有している。

このファット・ブレイン・グループは、Mark Carson氏とKaren Carson氏夫妻が2002年に創業した独立系玩具会社で、自社物流による高い効率性と拡張性を有する消費者直販プラットフォーム(以下、D2Cプラットフォーム)を備えることで、消費者の声を直接に聴いて商品を開発してきた。加えて、子供たちに「より賢い遊び方“A Smarter Way to Play”」を提供することを理念に、斬新かつ近代的なデザイン、流行にとらわれずに長く遊べるおもちゃの企画と開発を行なっており、世界33か国で商品を販売している。

ファットブレイン

TOMY Internationalグループは、ファット・ブレイン・グループが持つユニークな玩具商品ラインが、自社グループのミッションである「世界中の子供たちを笑顔にする」に合致するだけでなく、ファット・ブレインのD2Cプラットフォームを活用することで、さらなる企業成長につながると考えたことから、今回の子会社化に至ったそうだ。

関連サイト

株式会社タカラトミー公式サイト

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