メモワール・オブ・ジェントルメン、安野モヨコ氏のマンガ「鼻下長紳士回顧録」をブロードウェイでミュージカル化

鼻下長紳士回顧録

2020年文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した安野モヨコ氏のマンガがブロードウェイでミュージカル化。

メモワール・オブ・ジェントルメン有限責任事業組合は、世界で活躍するトップクリエイターとともに、日本のコンテンツを原作とするミュージカル(英語)を企画開発、製作するプロジェクトをニューヨークで開始し、安野モヨコ氏のマンガ「鼻下長紳士回顧録」をアメリカ ニューヨークのブロードウェイで上演することを発表した。

鼻下長紳士回顧録

「鼻下長紳士回顧録」は、「シュガシュガルーン」や「働きマン」などを描いた人気マンガ家 安野モヨコ氏の5年8か月ぶりの新作として、2013年から2018年まで祥伝社の「FEEL YOUNG」で連載されていた作品だ。画の美しさだけでなく、人間の裏と表が表現された内容は、女性だけでなく男性ファンも多く、2020年の文化庁メディア芸術祭の優秀賞を受賞している。

今回制作が決まったミュージカルでは、演出と振付を、ニューヨーク ブロードウェイ、ロンドン ウェストエンドで活躍するロブ・アシュフォード氏が担当し、総合プロデューサーを劇団四季プロデューサーやソニー株式会社プロデューサーを経験した瀧内泉氏が担当するとのこと。

安野モヨコ氏のコメント
「この度は、日本のマンガ原作として、初めてのブロードウェイミュージカル化を目指すプロジェクトに、『鼻下長紳士回顧録』が選ばれ、大変光栄に思います。元々、自分が好きだった20世紀初頭のパリを舞台とし、日本で描いた作品が、アメリカでミュージカル劇となり、多くの人を魅了するかもしれないと思うと、改めてマンガというものの可能性に気づかされるとともに、少しだけ不思議な気持ちになります。作品の世界観がどのように現実化するのか、楽しみにしております。」

ロブ・アシュフォード氏のコメント
「私は『鼻下長紳士回顧録』が大好きです。この作品は、とにかく美しい。登場人物は力強く鮮やかで、ストーリーは驚きの連続です。主人公のコレットは、絶望的な現実をノートに記し、自分を救う物語として書き換え、自らを救おうとする。そこには『自分の人生は自分で切り開くしかない』という、現代において素晴らしい教訓があります。この物語の時代や設定はとてもミュージカルに向いています。作品が持つ様々な魅力が合わさった結果、素晴らしいミュージカルになると確信しています。私はかつて日本で仕事をした時、日本の風土、人々をはじめ、日本に恋をしました。今回、日本の作品『鼻下長紳士回顧録』に関わることができ、心から誇らしく嬉しく思います。」

プロジェクト概要

ミュージカル『鼻下長紳士回顧録』
原作: 安野モヨコ 『鼻下長紳士回顧録』
演出・振付: ロブ・アシュフォード
ゼネラルマネージャー: デヴィン・クーデル (Bespoke Theatricals)
プロデューサー : 瀧内泉 (メモワール・オブ・ジェントルメン有限責任事業組合)

『鼻下長紳士回顧録』あらすじ
「20世紀初頭、フランス・パリ。売春宿で働くコレットは、訪れる“変態”的な欲望を抱えた紳士たちを相手に、出口の見えない生活を送っていた。彼女の唯一の幸せは、どうしようもなく惹かれてしまうヒモ男、レオンとの逢瀬の時間。……たとえ、彼がコレット以外の女のもとへ通っているとしても………。「変態とは、目を閉じて花びんの形を両手で確かめるように、自分の欲望の輪郭をなぞり、その正確な形をつきとめた人達のことである……」一人の女性が明日への希望を紡ぎ、生きる喜びを発見する物語。

関連サイト

安野モヨコ公式サイト

鼻下長紳士回顧録