SE H&I、書籍の販売増やIT人材研修事業の好調が利益に貢献 営業利益4億円 2021年3月期第2四半期決算

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ

書籍のオンライン販売や電子書籍の販売の好調に加えて、既存ゲームコンテンツが堅調に推移。営業利益は前期比70%増。

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ株式会社(以下、SE H&I)は、2021年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)を10月23日(金)に発表した。当第2四半期連結累計期間における連結業績は、売上高28億6300万円(前年同期比2.0%減)、営業利益4億400万円(同70.3%増)、経常利益4億1100万円(同79.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億5000万円(同159.5%増)となった。

SEホールディングス 決算

経営成績に関する説明

出版事業に関しては、書籍のオンライン販売、Webメディア、電子書籍販売がそれぞれ期初から好調に推移したことに加え、当第2四半期連結会計期間に書籍の店頭販売と新刊書籍販売が持ち直してきたことから、売上高17億8800万円(前年同期比0.5%増)、セグメント利益4億4500万円(同27.0%増)となった。

コーポレートサービス事業は、徐々に業績回復しつつあるものの、新型コロナウイルス感染症拡大による受託案件の一時凍結や進行遅延などの影響が継続したことで、売上高2億6900万円(前年同期比36.9%減)、セグメント損失2600万円(前年同期はセグメント利益2800万円)という結果になった。

ソフトウェア・ネットワーク事業においては、店舗売上などにおいて新型コロナウイルス感染症の影響を受けたが、新規事業の採算が徐々に向上してきたこと、既存ゲームコンテンツ売上などが堅調に推移したことなどから、売上高3億5800万円(前年同期比0.2%増)、セグメント利益1100万円(前年同期はセグメント損失7800万円)と、利益が大きく増加した。

教育・人材事業では、IT人材研修事業が期初から好調に推移したことに加え、オンライン化の推進などが功を奏したことで、売上高3億7700万円(前年同期比27.4%増)、セグメント利益7400万円(同50.1%増)と大幅な増収増益となった。

投資運用事業に関しては、有価証券投資運用額増加に伴う利息・配当金収入増加があったものの、営業投資有価証券株式評価損を計上したことなどから、売上高6900万円(前年同期比12.3%増)、セグメント利益3500万円(同6.0%減)という結果になった。

関連サイト

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2021年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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