ガーラ、巣ごもり需要で韓国で売上増加も日本の売上が振るわず営業損失1.7億円 2021年3月期第2四半期決算

ガーラ

巣ごもり需要で韓国のオンラインゲームの売上が増加して業績をけん引。日本ではユーザー減少によるサービス終了などで売上減。

株式会社ガーラ(以下、ガーラ)は、2021年3月期第2四半期決算短信(連結)を11月13日(金)に発表した。当第2四半期連結累計期間における売上高は2億9955万円(前年同期比39.3%増)、営業損失は1億7514万円(前年同期は営業損失1億4321万円)、経常損失は1億7591万円(前年同期は経常損失1億5898万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億7098万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億5986万円)だった。

ガーラ 決算 ガーラ セグメント業績

経営成績に関する説明

日本
クラウド関連事業の売上計上があったが、2019年11月に『FOX-Flame Of Xenocide-』のサービスを終了したことや、ユーザーの減少により『Arcane』英語版のサービスを終了したことで、売上高が減少した。

費用面では、『FOX-Flame Of Xenocide-』に係る運営費用が減少したものの、グループ会社に対する債権に係る貸倒引当金繰入額の増加で、販売費と一般管理費が増加した。

上記の結果、売上高は2356万円(前年同期比7.9%減)、セグメント損失は1億1483万円(前年同期はセグメント損失1億2385万円)だった。

韓国
スマートフォンアプリ事業において、連結子会社Gala Lab Corp.(以下、Gala Lab)が開発したスマートフォンゲームアプリ『Flyff Legacy』が、新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり需要により、前年同期比で売上高が増加した。また、連結子会社Gala Mix Inc.が開発した歩数計アプリ「Winwalk」に関しては、多言語展開による配信を進めており、売上高が順調に推移している。

一方、オンラインゲーム事業では、Gala Labの主力ゲーム『Flyff Online』と『Rappelz Online』において、巣ごもり消費と多言語展開によるリリースで、売上高が増加した。

費用面では、『Flyff Legacy』のマーケティング活動費用が、前年同期比で減少した一方で、ソフトウエア償却費と開発人員の人件費が増加したことにより、販売費及び一般管理費が増加した結果になった。

上記の結果、売上高は2億9416万円(前年同期比38.9%増)、セグメント損失は6073万円(前年同期はセグメント損失1968万円)だった。

関連サイト

株式会社ガーラ公式サイト
2021年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年3月期第2四半期決算補足説明資料

ガーラ