BNE代表取締役社長の宮河恭夫氏がジーニーズの取締役に就任。コロナ禍で変化した環境に応じたアソビの提供を目指す。
株式会社バンダイナムコエンターテインメント(以下、BNE)は、アメリカ ロサンゼルスに拠点を構えるスタートアップ企業のGenies Inc.(以下、Genies)と日本を拠点とするジーニーズ株式会社(以下、ジーニーズ)と、資本業務提携契約を締結したことを発表した。
BNEは、世界中のコロナ禍の影響により、これまで当たり前だったライフスタイルやコミュニケーションの形が大きく変わろうとしており、エンターテインメント業界においては、巣ごもり需要でゲーム市場が盛り上がっているが、リアルな場でエンターテインメントに触れる機会が失われているのが現状だという。
一方で、近年の拡張現実やバーチャルリアリティ、5Gなどの技術の進歩により、消費者がデジタルな世界でも相互に交流する機会が増加し、メタバースと呼ばれるインターネット上に構築される三次元仮想空間の拡大が進んでいるとのこと。
BNEは、エンターテインメント業界のリーディングカンパニーのひとつとして、昨今のエンターテインメントを取り巻く環境の変化に応じたアソビを、世界中に届けたいと考えたことから、Geniesとジーニーズと資本業務提携を締結し、アバター事業に挑戦することを決定。
BNEがこれまで培ってきたキャラクターIP(知的財産)やゲームにおけるノウハウ、バンダイナムコグループの玩具など幅広い事業への展開力と、Geniesが持つアバター事業のノウハウや著名人とのネットワーク、それに紐づくファンベースなどを掛けあわせることで、キャラクターIPを使ったアバター、着せ替え用デジタルグッズの展開、フィギュア化など、デジタルとフィジカルを融合させた新しい事業を行ない、世界中の人々にアバターの魅力を提供していくとのこと。
この発表にともない、BNE代表取締役社長である宮河恭夫氏が、ジーニーズの取締役に就任した。