凸版印刷、オープンエイトと業務提携を締結 動画作成サービスを共同開発

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動画コンテンツを手軽に作成したいというニーズを受けて、短納期かつ低コストで高品質な動画を作成できるサービス「movring」の提供を開始。

凸版印刷株式会社(以下、凸版印刷)は、株式会社オープンエイト(以下、オープンエイト)と、5G(第5世代移動通信方式)の普及による「動画コンテンツを手軽に作成したい」というニーズの高まりを受けて、動画作成サービスの開発に向けた業務提携を締結したことを発表。

新サービス「movring」の提供を12月1日(火)より開始する。

昨今、テキストと静止画の組みあわせだけではなく、より多くの情報を効果的に伝達できる動画コンテンツの活用を、多くの企業が推進しているとともに、5Gの普及に伴い広告市場が、動画を活用したものにシフトしはじめ、企業と生活者間のコミュニケーションとしての動画広告が、今後も伸びていくと予想されている。

また、新型コロナウイルス感染症の拡大から、チラシやカタログなどペーパーメディアとして流通していた多数の情報が、オウンドメディアやSNSなどに活用され、社内教育や商談、プレゼンテーションなどもオンラインコミュニケーションにあわせて変化している。

しかしながら、効果的な動画コンテンツを作成するには、ハイスペックな編集環境や編集ソフトを扱うための専門知識、コストが必要であるため、導入ハードルが高いのが現状とのこと。

そこで、凸版印刷とオープンエイトは、コンテンツ領域のDXを目指して業務提携を締結し、凸版印刷の持つチラシやカタログ、VR、ARなどの企画、制作体制などの知見と、オープンエイトの持つAI動画編集クラウドサービスをはじめとするテクノロジーをあわせて、短納期かつ低コストで高品質な動画を作成できるサービス「movring」を開発した。

「movring」を活用することで、企業は、ペーパーメディアに加えて、動画を活用した新しいコミュニケーションの創出と、DX時代のコンテンツマーケティングが実現できるとのこと。

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動画作成サービス「movring(モブリン)」サービスイメージ

今後は、「movring」関連の受注を含めて2025年までに約60億円の売上を目指し、それと同時に、凸版印刷が運営する印刷用素材のデータベースと「Video BRAIN」を連携させ、制作工程のスピードアップをはかるほか、オープンエイトが提供する「動画自動生成API」とも連携して、大量の動画コンテンツを自動生成できるサービスの提供を開始するとのこと。

関連サイト

凸版印刷株式会社公式サイト
株式会社オープンエイト公式サイト

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