メディアドゥ、エンタメプラットフォーム「PlayMining」運営会社Digital Entertainment Assetと業務提携

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海外ユーザーに向けた日本のマンガの認知向上や、Digital Entertainment Assetの事業を通じて電子書籍流通を拡大。

株式会社メディアドゥ(以下、メディアドゥ)は、シンガポールのDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.(以下、Digital Entertainment Asset)に出資を行ない、業務提携を締結したことを発表した。

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メディアドゥグループでは、デジタル化された数多くの著作物を、公正利用のもと、できるだけ広く頒布し、著作者に収益を還元する「著作物の健全なる創造サイクルの実現」をミッションに、日本における文化の発展や豊かな社会づくりに貢献するため、積極的な業容の拡大と企業価値の向上に取り組んでいる。

Digital Entertainment Assetはシンガポールで、ブロックチェーンエンターテイメントプラットフォーム「PlayMining」の開発及び運営を行なっている企業だ。同プラットフォームは90か国以上の国と地域で利用され、ローンチ後、対前月比倍増というスピードでユーザーが増加、今後1年で1000万ユーザーまで拡大する計画とのこと。同社では、PlayMiningのユーザーに、独自暗号資産「DEAPcoin」を発行し、ユーザー間でデジタルエンターテイメントアセットを流通させながら、その対価や媒介としてDEAPcoinを循環させることにより、独自経済圏(Play Mining経済圏)の創出を目指している。

メディアドゥグループは、Digital Entertainment Assetに出資することで、PlayMining経済圏の重要コンテンツとしてマンガを追加し、海外を中心に増加しているPlayMiningユーザーをはじめとしたグローバルユーザーに日本のマンガの認知向上、Digital Entertainment AssetとPlayMining経済圏の成長を通じた電子書籍流通の拡大に寄与すると考えているとのこと。

また、日本のデジタルコンテンツをDigital Entertainment Assetのプラットフォームなどを活用して海外展開することを視野に、業務提携を進めることで、メディアドゥグループが提供するサービスやマーケティングソリューションのグローバル拡大を促進し、両社のシナジー効果が期待できると判断したことから、出資及び業務提携に至ったそうだ。

出資に関しては、Digital Entertainment Assetが発行予定の新株予約権を引き受けることで出資を行ない、当該新株予約権をすべて行使した場合でも、メディアドゥの保有比率は数パーセントになる見込みだ。

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