HEROZ、コロナ禍で商談機会の減少により減益 営業利益1.5億円 2021年4月期第2四半期決算

HEROZ株式会社(ヒーローズ)

スマートフォンアプリ『将棋ウォーズ』が安定して収益を計上。コロナ禍による緊急事態宣言などの影響による商談機会の減少で利益減。

HEROZ株式会社(以下、HEROZ)は、2021年4月期第2四半期決算短信(非連結)を12月11日(金)に発表した。当第2四半期累計期間の売上高は7億5326万円(前年同期比0.5%減)、EBITDAは1億7892万円(同35.1%減)、営業利益は1億5274万円(同37.5%減)、経常利益は1億4713万円(同38.4%減)、四半期純利益は1億31万円(同39.0%減)だった。

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経営成績に関する説明

AI(BtoC)サービスに関しては、全国的な外出自粛影響による巣ごもり需要やイベントの開催などの影響で、AIによるサポート機能等を搭載したスマートフォンアプリ『将棋ウォーズ』が引き続き安定した収益を計上した。

AI(BtoB)サービスについては、ディープラーニングなどの機械学習技術を集約したAIサービス「HEROZ Kishin」に関わる業務の標準化を続けているが、当第2四半期累計期間は、政府や東京都から発出された緊急事態宣言により、商談機会が減少した影響が続き、初期設定フィーの獲得が遅延した。また、中長期的な成長戦略を実現するための先行投資によって、採用教育費などの販売費と一般管理費が増加した。

売上原価においては、人材採用の強化による労務費の増加に加えて、AI(BtoC)サービスの売上増加に応じて課金決済手数料も増加した。

関連サイト

HEROZ株式会社公式サイト
2021年4月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年4月期第2四半期決算説明資料

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