IP開発会社Brave group、バンダイナムコアーツと事業提携契約を締結

Brave group

両社のノウハウをいかして、スマートフォン発のBIG IPの創出を目指す。

株式会社Brave group(旧:株式会社Unlimited 以下、Brave group)は、企業構想のひとつとして、株式会社バンダイナムコアーツ(以下、バンダイナムコアーツ)と事業提携契約を締結したことを発表した。

Brave group

Brave groupは、VTuberを起点にしたIP開発を行なっている企業で、YouTube上での動画配信やグッズ・ボイスの販売、イベントの実施、音楽配信のほか、VTuberの企画やプロデュース、マーケティングなどの事業を行なっている。

今回の提携により、Brave groupは、同社の強みである「VTuberの再生数No.1を獲得した企画・制作技術」と「YouTubeマーケティングのノウハウ」、バンダイナムコアーツの強みである「映像・音楽・ライブという立体的な総合プロデュース力」をいかして連携し、スマートフォン発のBIG IPの創出を目指すとのこと。

具体的な取り組みに関しては、随時発表されるようだ。

株式会社Brave group 代表取締役 野口圭登氏のコメント
「貴重なご縁があり、バンダイナムコアーツが今後バーチャルビジネスに注力をしていくというお話を伺いました。お話させていただいた当時、弊社が運営するバーチャルアーティストプロダクションRIOT MUSICが構想段階でしたが、バンダイナムコアーツのバーチャルの構想を伺ったことで後押しとなり、世界一のバーチャルアーティストを作るという決意の元、現プロデューサーと議論しながら、バーチャルアーティストに特化した音楽事務所RIOT MUSICが誕生しました。世界一のバーチャルアーティストプロダクションを目指すRIOT MUSICは、プロダクション全体の視聴ユーザーの5割が海外ユーザーとなっています。今後海外の音楽ファンやオタク文化に向けて発信を強めたいと考えている中で、我々の力だけではまだまだ足りないと課題に思っていました。そのような中で、 国内外問わず音楽・映像制作において実績のあるバンダイナムコアーツとご一緒させていただける機会が生まれたことを非常に光栄に思っています。Brave groupでは、ゼロイチからVTuberをはじめとしたIPを創ることを得意として後発ながらも実績を作ってきました。今後1から10、10から100としていく中で、バンダイナムコアーツのお力をお借りしながら、色々とご一緒させていただきたいと思っています。短期的な取り組みでは、弊社の規模では実現が難しいライブイベントや様々な事業開発。中長期的は、グローバル市場に向けたRIOT MUSICの海外展開。最終的な目標としては、 弊社の世界一のバーチャルアーティストプロダクションの地位を築き、豊富なアニメ製作委員会経験を持つバンダイナムコアーツのお力添えをいただきながら、アニメ映画の主題歌に弊社アーティストが起用されることを目指していきます。」

株式会社バンダイナムコアーツ 取締役 上山公一氏のコメント
「バンダイナムコアーツがバーチャルオンラインビジネスへの参入を検討していくにあたって、Brave groupとのご縁があって色々とお話をさせていただき、コンテンツに対する熱意、こだわり、運用、そしてプロデューサーの皆様にとても魅力を感じ、ご一緒させていただくことになりました。今後、バーチャルキャラクター開発のノウハウに長けたBrave groupと、弊社のアニメ、リアルアーティストを軸としたライブエンターテインメント事業の経験を生かした取組みにより、グローバルに活躍できるIP創出が出来るのではないかと期待を持っています。今後、バーチャルアーティストが数多く生まれ、バーチャルライブプラットフォームが群雄割拠となる中で、どのように楽しめばいいかわからないユーザーが増えていくと思います。今回の取組みを通してコンテンツ開発やバーチャルアーティストの育成をしていくことはもちろん、そうしたお客様にライブプラットフォームの新しい楽しみ方を提案し、バーチャルエンタメ領域が少しでも加速できるように取り組んでいきます。」

関連サイト

株式会社Brave group公式サイト

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