アクセルマーク、代表取締役を2人体制に 松川裕史氏が代表取締役 執行役員COOに異動

迅速な業務執行機能の確保による経営執行体制の強化、企業価値の向上を目的に、代表取締役を2人体制に移行。

アクセルマーク株式会社(以下、アクセルマーク)は、12月23日に行なった取締役会において、執行役員COOである松川裕史氏が代表取締役 執行役員COOに異動(追加選任)にする役員人事を決議したことを発表した。

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アクセルマークの代表取締役社長である尾下順治氏は、2011年の代表就任以来、フィーチャーフォン事業中心だった事業構造をスマートフォンへ転換、ゲーム事業への参入を果たし、事業拡大をけん引してきた。

しかし、事業環境の変化に伴うゲーム事業を中心とした業績悪化を受けて、2020年9月にはゲーム事業を譲渡するなどの事業構造の再転換をはかり、広告事業を中心とした収益事業への注力、全社費用の削減などといった施策によって、2021年9月期の通期黒字転換の道筋をつけていた。また、これにともなって、2020年11月には執行役員COOとして新たに松川裕史氏を選任。コーポレート・ガバナンス体制の強化、経営と執行の分離を行なう体制を整えていった。

これらの背景に加え、現代表取締役の尾下氏が2021年1月よりアクセルマークの筆頭株主である、ウィズ AIoT エボリューションファンド投資事業有限責任組合を運営する株式会社ウィズパートナーズの投資ディレクターに就任することからも、業務執行を統括している取締役にも代表権を付与して代表取締役を2人体制にすることで、迅速な業務執行機能を確保し、経営執行体制の一層の強化と企業価値向上を目指していくとのこと。

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