イグニス、子会社パルスが提供する医療用VRシステム「うららかVR」をParafeedを譲渡

うららかVRが商業化するまでに一定の期間を要すること、注力のエンターテック事業に経営資源を集中させることから譲渡を決定。

株式会社イグニスは、子会社のパルス株式会社(以下、パルス)が医療用VRシステム「うららかVR」を、株式会社Parafeed(以下、Parafeed)に、1500万円(税別)で譲渡することを発表した。

イグニス VR

うららかVRとは、順天堂大学大学院医学研究科の堀江教授と、医学部麻酔科学・ペインクリニック講座の井関教授の臨床研究に基づき、⼊院時の不安緩和と、3か月以上続く慢性化した神経障害性疼痛の緩和を目的に開発された医療用VRシステムだ。

本件ついては、うららかVRが研究開発段階にあり、商業化するまでに一定の期間を要する見込みであること、また、パルスの経営資源を注力事業であるエンターテック事業に集中させる必要があることから、Parafeedへ譲渡することに至ったそうだ。

Parafeedは医療・介護業界を中心に事業を展開している企業で、今回のうららかVRの譲渡により、医療分野における新しいITソリューションの提供が促進できると見込んでいるとのこと。

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株式会社イグニス公式サイト