クラウドゲーム技術により、ゲームソフトをダウンロードすることなく、サーバーからのストリーミングを通じてゲームプレイが可能。
株式会社ユビタス(以下、ユビタス)は、デンマークのゲーム会社IO Interactiveが開発、販売するNintendo Switch向けゲーム「World of Assassination」3部作の完結編『HITMAN 3 – Cloud Version(以下、HITMAN 3)』にクラウドゲーム技術を提供したことを発表した。
『HITMAN 3』は暗殺者になって様々なターゲットを暗殺していくステルスアクションゲーム「HITMAN」シリーズの最新作で、北米やアジア(日本)、欧州(一部の国と地域除く)のニンテンドーeショップで同時配信を行なう予定となっている。
ユビタスのクラウドゲーム技術により、ユーザーは、ニンテンドーeショップから小容量(約50メガバイト程度)のソフトをダウンロードするだけで、サーバーからのストリーミングを通じてゲームが遊べるようになり、高解像度グラフィックスで低遅延のゲームプレイはもちろん、GPUサーバーによる高品位な表現と操作感が楽しめるほか、テレビモードやテーブルモード、携帯モードなど、自由なスタイルで楽しむことができるそうだ。
ユビタスはクラウドゲーミング技術の発展を通じて、今後も幅広いユーザーに新しいゲーム体験を提供していくとのこと。
ユビタスCEO Wesley Kuo氏コメント
「『HITMAN』シリーズは私のお気に入りのゲームシリーズのひとつで、IO Interactiveと提携する機会を得られて、本当に光栄です。当社のクラウドゲームソリューションを利用し、ゲーマーは最高のゲーム品質とパフォーマンスで『HITMAN 3 – Cloud Version』を楽しむことができます。今回はPC/コンソール版と同日に発売可能となったように、ゲーム開発者やパブリッシャーには、クラウド版のためにリリースが長い時間の作業がかかるかどうかを心配する必要はありませんでした。IO Interactiveと協力できることは本当に貴重な経験です。私たちは、ますますエキサイティングなゲームタイトルに協力し、世界中のゲーマーと共有するための努力に専念いたします。」
IO Interactive プロデューサー Rasmus Nautrup Jensen氏コメント
「私たちは、HITMAN 3、そしてWorld of Assassination trilogyをNintendo Switchのプレイヤーに提供できることに興奮しております。Ubitus様と協力することで、ユビタス社のクラウドプラットフォームにGlacierエンジンを統合し、他のプラットフォームと同日に『HITMAN 3 – Cloud Version』をリリースできるようになりました。それぞれ異なるタイムゾーンでしたが、Ubitusのサポートと専門知識により、この制作はサクセスストーリーとなり、コラボレーションに非常に満足しています。 世界中のNintendo Switchプレイヤーがゲームを楽しんでいただけるのを楽しみにしております。」