該当パーツの接触部に炎症が発生したためリコール対応。対象台数は「Oculus Quest 64G」や「Oculus Quest 256G」など81600台。
Facebookは、2020年10月に発売したVRヘッドセット「Oculus Quest2」において、ヘッドセットのフォーム部分によって炎症が生じたという報告を受け、無償で「ヘッドセット用接顔パーツ」の交換を行なうことを発表した。
![オキュラス](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2021/02/c83630d95a131debe7737c2a1428bb33-e1613720491826.jpg)
これは、Oculus Quest2の利用者から、額にあたるフォーム部分で炎症が生じたという報告があったことによるもので、Facebook社では、2020年12月から炎症が起こった原因を追求するため、皮膚科学と毒性学の専門家と協力して調査を行なっていた。
その結果、炎症がアレルギー反応によるものではなく、また重度の症状には至らず、自然に治癒するということがわかったそうだ。
現在、Facebookは、Oculus Quest 2の製造工程を変更し、改善があったか調査しているとのこと。
今回の無償交換の対象製品は、「Oculus Quest2 64GB(型番:301-00352-01)」「Oculus Quest2 256GB(型番:301-00353-01)」「Quest 2 フィットパック(Oculus Quest 2の交換用接顔パーツ)」で、消費者庁のリコール情報サイトによると対象台数は約81600台だという。
これらに該当し、皮膚の炎症がみられた、または交換希望者は、Oculusサポートのお問い合わせフォームで交換の申請が可能だ。
![オキュラス 対象商品](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2021/02/2ceee4d4030a37232b2f3af9c8cf3a47-500x271.jpg)
【Oculusより大切なお知らせです】
先日経産省及び消費者庁よりOculus Quest 2のヘッドセット用接顔パーツの交換について発表があり、当該製品をご購入されたお客様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことをあらためて深くお詫び申し上げます。
(対応方法がリプライ欄に続きます)
— Oculus Japan (@Oculus_Japan) February 17, 2021