調達した資金は、光学系などのコア技術の獲得や、コンテンツの拡充、コンシューマー市場の需要創出などに使用。
Pico Technology Japan株式会社の親会社であるPico Technology Co., Ltd.(以下、Pico Technology)は、シリーズB+ラウンドで2.42億元(約40億円)の資金調達を行なったことを発表した。今回の資金調達により、シリーズBおよびシリーズB+の累計資金調達額は4.35億元(約72億円)となったとのこと。
Pico Technologyは、2015年の創業以来、スタンドアロンのVRデバイスに注力してきた企業だ。
今回の資金調達は、基石資本(Co-Stone Asset Management Co., Ltd)、深圳市伊敦传媒投資基金(Shenzhen City Yidun Media Investment Fund Partnership)、建銀國際(CCB International)などから行われ、光学系などのコア技術の獲得やコンテンツの拡充、コンシューマー市場の需要創出などにあてられる予定だ。
Pico Technology CEOをつとめる周宏偉氏は、「ユーザーの装着時間は映像視聴よりゲームの方が長いため、長期では6DoF対応のNeoシリーズが大きく成長するポテンシャルがある」とコメントし、ゲーム向けのNeoシリーズ開発への意欲がみられた。