ツインエンジン、「とつくにの少女」の長編アニメーション化が決定

とつくにの少女

月刊コミックガーデン2021年4月号で最終回を迎えたダークファンタジー作品。制作はWIT STUDIOが担当。

株式会社ツインエンジン(以下、ツインエンジン)は、月刊コミックガーデンに連載されたマンガ「とつくにの少女(著者:ながべ)」の長編アニメーションの制作が決定したことを発表した。製作は、2019年に発表された短編アートアニメーションに引き続き、WIT STUDIOが担当するとのこと。

キービジュアル

キービジュアル

「とつくにの少女」は、“外つ国”と“内つ国”が存在する世界を舞台にしたダークファンタジー作品で、人間の少女 シーヴァと“異形のせんせ”と呼ばれるふたりの暮らしを描いた物語。

原作マンガは月刊コミックガーデン2015年10月号から連載を開始し、2021年4月号で最終回を迎えている。

アニメのメインキャストは、せんせ役を福山潤氏、シーヴァ役を高橋李依氏が担当することが決定。ティザーPVと、WIT STUDIOが新たに描き下ろしたキービジュアルが公式サイトなどで公開されている。

今回の長編アニメ化を記念して、WIT STUDIOが初めて主催するクラウドファンディングの実施も決定。

このクラウドファンディングは、本編制作のさらなるクオリティアップやプロモーション費用の拡充を目指したもので、3月10日(水)からKickstarterで開始するとのこと。

せんせ役 福山潤氏のコメント
「長編アニメーション『とつくにの少女』にて、せんせ役をさせて頂きます声優の福山潤です。原作を拝見した時は、絵本の様な印象から物語の深淵へ一気に引き込まれてしまい、自分が演じる云々は忘れて没頭してしまいました。『とつくにの少女』を読んだからこそ感じる『せんせ』の難しさを今、演じる前から噛みしめ、皆様に映像化された『とつくにの少女』をより楽しんで頂くために、全力で演じ、取り組む所存です。また、続報や何かしらの解禁情報が出されるかと思いますが、完結する原作と、完成されたアニメ作品を視て、『とつくにの少女』がどのように皆様の心に残るのか夢想しながら、『せんせ』を演じ、シーヴァとの物語が紡がれる日を心待ちにいたしております。皆様、是非ご期待下さいますよう、宜しくお願い致します。」

福山潤

シーヴァ役 高橋李依氏のコメント
「この度シーヴァちゃんの声を担当させていただくことになりました、高橋李依です。くるくるふわふわ動き回り、時に繊細な表情を見せるシーヴァちゃん。原作の空気感を大切に、声を添えるような形で彩っていけたらいいなと思っております。そして、せんせ役を福山潤さんが担当されるとのことで、どんな会話や雰囲気が生まれるのか未知数でもあり、ワクワクドキドキしています!ぜひ、応援よろしくお願いいたします!」

高橋李依

(C)2022 ながべ/マッグガーデン・とつくにの少女製作委員会

アニメ概要

タイトル:とつくにの少女
あらすじ
昔々、遠く遥けき地に二つの国ありて──。世界は「内」と「外」に分断、呪いをもたらす異形が棲まう地は“外つ国”と呼ばれ、人々から恐れられていた。ある日、人住まう地“内つ国”との国境で一体の異形が打ち捨てられた死体の中から一人の少女を拾う。少女は自らを「シーヴァ」と名乗り、自身を拾った異形を「せんせ」と慕った。相容れぬ者同士が出会ったのち紡がれる、密やかな調べ――。これは朝と夜、その宵に佇む、ふたりの為の物語。

クレジット
スタッフ
原作:ながべ「とつくにの少女」(ブレイドコミックス刊)
監督/脚本/キャラクターデザイン:久保雄太郎 / 米谷聡美
美術監督:竹田悠介(Bamboo)
撮影監督:横井武尊(WIT STUDIO)
編集:齋藤朱里(三嶋編集室)
音楽:Schroeder-Headz
音楽制作:フライングドッグ
音響監督:はたしょう二
音響効果:出雲範子
音響制作:サウンドチーム・ドンファン
アニメーション制作:WIT STUDIO
製作:とつくにの少女 製作委員会

キャスト
せんせ:福山潤
シーヴァ:高橋 李依

公式サイト: https://totsukuni.com
公式Twitter(@totsukunishoujo): https://twitter.com/totsukunishoujo
クラウドファンディングページ: https://www.kickstarter.com/projects/witstudio/totsukuni

関連サイト

株式会社ツインエンジン公式サイト

とつくにの少女