イー・ガーディアン、開発段階のゲーム設計を検査する「開発レギュレーションテスト」を提供

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分業体制のリスクを軽減して、安心安全なゲーム開発をサポート。ゲーム開発や運営の品質保証に貢献。

イー・ガーディアン株式会社のグループ会社である、EGテスティングサービス株式会社(以下、EGテスティングサービス)は、開発中のゲームが定めた基準通りの設計になっているかを検査する「開発レギュレーションテスト」の提供を3月17日(水)から開始したことを発表した。

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ゲーム業界においてゲームの企画から宣伝、販売までを行なうゲームパブリッシャーは、市場の拡大や時流にあわせて新規タイトルの配信や販売するために、より効率的な開発と運営体制を築きながら自社のコア業務に注力できる環境づくりに注力している。

そのなかで、ゲーム開発は各工程を専門の企業に委託する「分業化」が急速に進行しており、分業化により、ひとつのゲームタイトル完成までに数多くの企業が連携し、スピーディかつ質の高い作品が誕生するようになっている。

一方で、企業間の連携で、認識ミスや不十分な理解によるディスコミュニケーションを要因で、発注元の意図しない仕様が実装されるなど、開発全体のハンドリングが難航するケースがあるという。

これらの問題を防ぐため、制作の主幹になるパブリッシャーは、ゲームプラットフォーマーがそれぞれに定める基準だけでなく、ゲーム開発における独自のレギュレーションを設け、最低限守るべき基準を定める必要があるが、市場の拡大に伴って、開発が優先されるなか、そこまで手がまわらないのが現状だそうだ。意図しない仕様を実装したままゲームをリリースした場合、リリース直後にメンテナンスを余儀なくされるなど、正常なゲーム運営の妨げになる事態にもつながりかねず、早急な対策が求められているという。

このようなニーズを受け、EGテスティングサービスは、ゲーム開発におけるレギュレーションの策定から、レギューションに沿って開発や実装が行なわれているかチェックする「開発レギュレーションテスト」の提供に至ったとのこと。

このサービスは、ゲームパブリッシャーがディベロッパーに求める、ゲーム内通貨(無償、有償)の使用順等の機能面のルールや、デザイン(露出度、暴力的な表現)の基準など各種レギュレーションの策定、コンサルティングを提供するもので、特に、各工程の開発の進行にあわせて、それらの基準に沿って実装されているかどうかのチェックまでを行なうことで、各社の認識ミスや不十分な理解からの仕様のミスをなくし、円滑なゲーム開発をサポートすることが可能になるそうだ。

関連サイト

イー・ガーディアン株式会社公式サイト
EGテスティングサービス株式会社公式サイト

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