テンセント、中国警察と協力して『PUBG』などのチートツール販売業者を摘発

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海外からチートツールを購入し中国で販売していた組織を摘発。逮捕者2人からロールスロイスやフェラーリなどの高級車、不動産などを押収。

中国企業 テンセントゲームズは、中国 湖南省長沙市の昆山警察と連携して、『和平精英(中国版『PUBG』)』などのチートツール「鸡腿挂」の販売業者「黑色产业链」を摘発し、高級車や不動産を押収したことを、『和平精英』公式Weiboで発表した。

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「黑色产业链」は、「鸡腿挂」をはじめ複数のチートツールを世界中に販売していた組織で、海外から購入したチートツールを代理店として販売していたが、昨今はプラグインの配布やプロモーション活動なども行なうようになっていたという。

昆山警察の記者会見によると、テンセントのガーディアンセキュリティチームと協力して、2021年1月に組織に所属する王容疑者を逮捕し、ロールスロイスやフェラーリ、ランボルギーニなどの所持品を押収したほか、コードネーム「九条杠」と呼ばれる人物も逮捕し、仮想通貨や自動車、不動産などの資産を押収したとのこと。「九条杠」については、普段は月給3000元(約5万円)で中小企業で働いていたそうだ。

今後、テンセントゲームズは、引き続きゲームの環境を維持することに注力するとのこと。

(1元=16.8円で計算)

関連サイト

『和平精英』公式Weibo(海外サイト:中国語)

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