調達した資金は、国際的なプレゼンスの強化やアプリマーケティングプラットフォームの拡大などに使用。
データサイエンスを使用した最先端のアプリストア最適化(ASO)プラットフォームを提供するAppTweak S.A.(アップトウィーク)は、初期投資家であるMedia Group RosselからシリーズBとして2200万ドル(約24億円)の資金調達を受けたことを発表した。
AppTweakは、2014年にドイツ ブリュッセルで設立され、アプリ開発者やゲームパブリッシャーに、アプリストア内での検索知名度とダウンロード数を向上させるための実用的なインサイトを提供するソリューションをいちはやく取り入れた企業のひとつ。これまでに総額100万ドルの資金調達を得て、2017年から黒字化を達成し、その後も急速な成長を遂げている。
AppTweakが提供するASOプラットフォームは、2020年だけで50種類の新機能をリリースしており、機動的な製品開発や一流の技術、高度にパーソナライズされた顧客サービスにより、過去4年間で957%の売上成長率を達成したとのこと。
調達した資金は、APACやEMEAを中心とした国際的なプレゼンスの強化、アプリマーケティングプラットフォームの拡大、マネージドサービスの拡充に使用する予定となっている。
AppTweak 共同創設者兼 CEO Olivier Verdin氏のコメント
「本日は、AppTweakにとって大きなマイルストーンです。私たちは、世界的に成長を加速し、サービスを拡大する準備ができています。ブリュッセル、サンフランシスコ、東京、ベンガルールにオフィスを構える当社は、今年中に少なくとも2、3か所の新拠点を開設することを目指し、今後3年間でグローバル的地位を構築することを目標とします。初期段階からサポートしていただいているRusselとこの旅を共にすることができ、大変うれしく思います。」
Rossel CEO Bernard Marchant氏のコメント
「AppTweakの実績は素晴らしいです。今回の投資により、AppTweakが世界的な組織となり、アプリやゲームのための最高のASOツールを開発できると確信しています。」
(1ドル=109.5円で計算)