サイバーステップ、『トレバ』の運営費や獲得景品の配達遅延による解消費用などで利益減 営業損失3億円 2021年5月期第3四半期決算

サイバーステップ

主力事業の『オンラインクレーンゲーム・トレバ』の事業基盤強化や事業拡大に向けて注力。開発技術を応用した新規サービスも開発中。

サイバーステップ株式会社(以下、サイバーステップ)は、2021年5月期第3四半期決算短信(連結)を、4月14日(水)に発表した。当第3四半期連結累計期間は、売上高94億3500万(前年同期比2.8%減)、営業損失3億6000万円(前年同期は営業利益6億円)、経常損失4億1900万円(前年同期は経常利益5億5300万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失3億7200万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益4億9200万円)だった。

サイバーステップ 決算

経営成績に関する説明

サイバーステップグループでは、既存サービスの拡大と収益性の向上に注力すると共に、培ってきた開発技術を応用した新規サービスの開発を進めてきた。

主力事業の『オンラインクレーンゲーム・トレバ(以下、トレバ)』に関しては、事業運営基盤の強化を目指した取り組みを中心に、操作性の向上を目的とした継続的アップデート、国内外に向けた効果的なプロモーション媒体の活用による新規ユーザー層獲得に向けた取り組み、継続率向上のための様々なキャンペーンの開催など、体制強化と販促活動などに注力してきた。

コスト面に関しては、『トレバ』と新規事業における国内外向けのプロモーション活動費用や事業基盤の強化による運営費用、人件費、課金決済会社への販売手数料などが増加した。

また、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の停滞にともない、獲得景品の配送業務が遅れていることから、その解消費用が発生したとのこと。

関連サイト

サイバーステップ株式会社公式サイト
2021年5月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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