日本ファルコム、「イース」や「英雄伝説」などのライセンス販売が業績に貢献 営業利益6.5億円 2021年9月期第2四半期決算

ゲームのほか「英雄伝説 創の軌跡 オリジナルサウンドトラック」など音楽アルバムも発売。海外ではゲームのライセンス販売が好調に推移。

株式会社日本ファルコム(以下、日本ファルコム)は、2021年9月期第2四半期決算短信(非連結)を5月13日(木)に発表した。当第2四半期累計期間の業績は、売上高は10億5200万円(前年同期比48.7%増)、営業利益は6億5300万円(同89.8%増)、経常利益は6億6200万円(同91.5%増)、四半期純利益は4億7700万円(同97.0%増)だった。

日本ファルコム 決算

経営成績に関する説明

製品部門
PlayStation4(以下、PS4)向けに『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-スーパープライス』や『イースⅨ-Monstrum NOX-』『英雄伝説 閃の軌跡Ⅰ:改』『閃の軌跡Ⅱ:改』を販売している。

また、PS4向けゲームソフト『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ スーパープライス』や『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ スーパープライス』のほか、「英雄伝説 創の軌跡 オリジナルサウンドトラック」や「Falcomアクースティックス2」などの音楽アルバムも発売した。

2021年6月には、PS4向けゲームソフト『那由多の軌跡:改』を発売する予定だ。

日本ファルコム創立40周年記念タイトルの「軌跡」シリーズ最新作『英雄伝説 黎の軌跡』に関しては鋭意制作中。

上記の結果、売上高は7600万円(前年同期比57.0%増)となった。

ライセンス部門
『イース オリジン スペシャルエディション』や、PS4向けに『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ』の英語版、『イースⅨ-Monstrum NOX-』英仏語版を発売した。Nintendo Switch向けには、『英雄伝説 零の軌跡:改』繁体字中国語版と韓国語版を、Steam向けには『英雄伝説 閃の軌跡Ⅰ:改』『英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ:改』『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』の繁体字中国語版と韓国語版を発売した。

また、旧タイトルのPCゲーム英語版のダウンロード販売や、オンラインストーリーRPG『英雄伝説 暁の軌跡』『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-』『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』の英仏語版、PS4及びPC向けゲームソフト『東亰ザナドゥeX+』英語版のほか、『ラングリッサーモバイル』などのゲームタイトルとのコラボレーション展開を進め、ユーザー層の拡大をはかった。

さらに、Restar Limitedと、スマートフォン用アプリ『イース6 Online~ナピシュテムの匣~』の配信契約や、「英雄伝説 閃の軌跡シリーズ」のテレビアニメ化プロジェクトに関する契約を締結した。

上記の結果、売上高は9億7600万円(前年同期比48.1%増)となった。

関連サイト

株式会社日本ファルコム公式サイト
2021年9月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)