調達資金は電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」の事業拡大や、事業ポートフォリオ拡充などコンテンツ事業への投資に使用。
株式会社カカオジャパン(以下、カカオジャパン)は、Anchor Equity Partners (Asia) Limited(以下、AEP)を割当予定先に、第三者割当による新株式の発行により資金調達を行なうことを発表した。
これによりカカオジャパンはAEPから合計約600億円の出資を受けたことになり、調達完了予定の2021年6月末時点の企業価値が8000億円超の評価になるとのこと。
カカオジャパンは、話題のマンガやノベル作品を、毎日待つだけで1作品につき1話を無料で読める電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」を運営しており、アプリ版のダウンロード数は累計2700万に到達しているそうだ。
今回調達した資金は、グローバル展開も視野にいれた「ピッコマ」のさらなる事業拡大、事業ポートフォリオ拡充を目的としたコンテンツ事業への投資などに使用するとのこと。
今後も、カカオジャパンは「作品が主役」という理念のもと、国内外のパートナーの理解と支援を得て、持続可能な「マンガを中心としたコンテンツの生態系」をつくるため、市場全体の拡大、活性化を目指して活動するという。