テンセント、『Honor of Kings』や『LoL』などの既存ゲームの好調で売上増 2021年第1四半期決算

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『Honor of Kings』や『League of Legends』が業績に貢献。当第1四半期期間は新作ゲーム『Komori Life』と『The Walnut Diary』をリリース。

中国大手企業のテンセントは2021年第1四半期決算を5月20日(木)に発表した。2021年第1四半期決算のTotal revenues(売上高合計)は1353億人民元 (約2兆5941円、前年同期比25%増)、Operating profit(営業利益)は428億万人民元(約7233億円、同20%増)、Profit attributable to equity holders of the Company (親会社に帰属する四半期純利益)は331億人民元(約5593億円、同23%増)だった。

テンセント 決算

当第1四半期のオンラインゲームについては、ユーザーエンゲージメントとユーザー支出の合計が、前年同期比で増加した。

1月に『Honor of Kings(王者栄耀)』で過去最大のアップデートを行ない、グラフィックやゲーム体験を向上させたほか、旧正月期間中に最上級のスキンを使ったマーケティングキャンペーンを行ない、2月にはDAUと有料ユーザー数が過去最高を更新した。

『PUBGモバイル』に関しては、アプリケーションファイルサイズを縮小し、ローカル市場での運用能力を強化を実施。EMEA諸国などでDAUが増加した。

『League of Legends(LoL)』は、コアゲームモードである「チームファイトタクティクス」において、Lunar Revelコンテンツをリリースしたことで、収益が大きく増加した。

また、これら既存タイトルのほかにも、新ジャンルの開拓を行なっており、農園ライフが楽しめる『Komori Life』と、アイドル育成ゲーム『The Walnut Diary』をリリースしたところ、中国のライフ・シミュレーション・モバイルゲームのトップ10に入った。

(1元=16.9円で計算)

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